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工場建設の見積りを出すときのポイント5つ|資金面で後悔しないために

工場建設の見積りを出すときのポイント5つ|資金面で後悔しないために

工場を建設するときに大事なことは色々ありますが、その中でも特に工場の経営者が気にかけるのが建設費用ではないでしょうか。

工場を新しく建てるには大きなお金が動きます。

使いやすく、長持ちする工場にするためにはある程度お金をかける必要がありますが、やはり経営者としては出来るだけ費用を抑えたいです。

もし予算を超えてしまえば会社の資金を圧迫してしまい、後悔するでしょう。

建設費用について失敗しないためには見積りを納得いくものにすることが大切です。

工場建設の際には建設会社から着工する前に費用の見積りが出されます。

このとき、見積りにしっかり目を通して建設会社と相談しながら予算内に収めて納得のいく内容にすれば後悔しない理想通りの工場建設が可能になります。

しかし、見積りを出すときに具体的にどこに気をつければ良いのか分からないという方もいるでしょう。

そこで今回は工場建設の見積りを出すときのポイントや建設費用を抑えるために出来ることをまとめました。これから工場を建設しようと考えている方はぜひ参考にしてください。

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目次

予算を決める。見積りを出す前にすべきこと3つ

建設会社に見積りをお願いする際には会社でいくつか準備しなければいけないことがあります。

そこでまずは見積りを依頼する前に会社がすべきことを3つご紹介しましょう。

予算を決める

見積りを出すにあたってまずすべきことは予算を決めることです。

会社の資金の状況を踏まえた上でどのくらいなら建設費用を出せるか検討しましょう。

もし予算を決めなければ見積りで建設会社が出した費用に対して何も考えずに合意することになり、後から支払えなくなるなどのトラブルが発生する恐れがあります。

絶対に外せないことを決める

新しく工場を建設するに当たって絶対に外せない条件を決めておきましょう。

もし見積りが予算を超えていたときは何を削るかを考えることになると思いますが、そのときに何も基準がなければなかなか決断が出来ません。

一方で例えば作業スペースはこのデザインが良い、この設備は外せないなど譲れない条件が決まっていると自ずと何を省くべきかも見えてきます。

 複数の建設会社に見積りを依頼する

工事費用の見積りは必ず複数の建設会社に依頼しましょう。

色々な会社から見積りを出してもらうことで費用の比較が出来ますし、担当者の対応などを見て信頼できる会社を選ぶことにも繋がります。

あまりに多くの会社に依頼してしまうと逆に大変になってしまうので無理なく対応できる数の会社に見積りを依頼しましょう。

納得いくまで何度でも相談する。工場建設の見積りを出すときのポイント5つ

工場を建設するに当たって資金面で後悔しないためには見積りの段階で色々なことに気をつけなくてはいけません。

そこで次に工場建設の見積りを出すときのポイントを5つご紹介しましょう。

安いという理由だけで決めない

経営者なら工場の費用は出来るだけ抑えたいもの。

しかし、安さだけで建設会社を決めてはいけません。

見積りが安い場合、職人の質が低かったり、予定通りに作業が進まなかったり、アフターメンテナンスがなかったりと工場建設において大切なことが欠けてしまう恐れがあります。

工場は何年も会社を支えるものだからこそ少しお金はかかっても安心できる建設をしてくれる会社に頼むことが大切です。

そのため、見積りの安さだけで会社を決める入札も避けた方が良いと言えるでしょう。

後悔しない工場建設にするためにお金以外の面にも基準を置きましょう。

分かりやすい見積書を出してもらう

見積りをもらうときは見積書の内容に注目しましょう。

信頼できる会社は何にいくらかかるのかを細かく書いていて経営者が見てもとても分かりやすいです。

一方で項目がざっくりしすぎていて具体的に何に費用がかかっているか曖昧な場合、相場よりも多くお金を取ろうとしている可能性もあるので、もっと細かい見積書を出すようにお願いしましょう。

もしここで対応してもらえなければ信頼できない会社である可能性が高いので建設を頼むのは止めたほうが良いでしょう。

予算内に収まるように調整してもらう

建設会社が提出した見積りが予算オーバーしていたとき、予算内に収まるように調整してもらいましょう。

一度提出してもらったものをもう一度作り直してもらうのは気が引けるかもしれませんがここでしっかり要望を伝えなければあとで資金面で苦しむことになってしまいます。

もちろんただ安くして欲しいとだけ頼むと担当者も困ってしまうので「ここの材質はちょっと落としても良いから安く出来ませんか?」などと譲歩できる点を伝えながら調整してもらいましょう。

納得いくまで質問する

見積りについて分からないことがあれば納得できるまで担当者に質問しましょう。

分からないことをそのままにしたまま見積りに同意し、契約してしまうと後から追加で料金がかかったりするなどトラブルが発生することがあり得ます。

質問するときには担当者の対応もよく観察しましょう。

もしこちらの度重なる質問にも嫌な顔一つせず答えてくれるようであれば親身になって考えてくれる良い会社であることが分かります。

支払い方法を確認する

工事費だけでなく、支払い方法も忘れずに確認しておきましょう。

一括なのか、それとも数回に分けて支払うのかを知っておかなければいざ払うときにお金が準備できなくなるかもしれません。

支払いが遅れると建設会社と揉めてしまうことにもなりかねません。

最後までスムーズに工事が進むよう、細かいことにも気をつけておきましょう。

設備や器具を見直そう。工場の建設費用を抑えるために出来ること5つ

見積りが予算を超えていた場合、予算内に収まるまで調整が必要です。

そこで最後に見積りの金額を抑えるために出来ることを5つご紹介しましょう。

面積を小さくする

大きく建設費用を下げるなら面積を小さくするという方法があります。

建物が小さくなると当然使う資材の量が減るので見積りも金額は低くなるでしょう。

面積を小さくするというとネガティブな印象を持つ人が多いと思いますが、小さいことで移動がしやすかったり生産性が高くなったりするというメリットが生じることもあります。

設備や器具を見直す

見積りを抑えるためにはやはり何かを削ることが必要になります。

そこで一度工場の設備や器具を見直しましょう。

本当に必要な設備や器具以外で費用を抑えるためならなくても良いと思えるものがあれば削ることを検討しましょう。

何が必要か、何がなくても良いか1人で決めるのは難しく感じることもあると思うので、場合によっては他の社員や建設会社の担当者にも相談しながら納得できる決断をしましょう。

より安い代替品を利用する

見積りの額を抑えるには工場の設計は変えず、より安い材質や代替品に変えるという方法もあります。

工場は全て質の良いもので作れればそれ以上のことはありませんが、少しランクを下げたりしても十分良い工場は出来ます。

工場の要となる作業現場や外壁など重要度は高いところや他の人に見られるところはそのままにして、それ以外の会社の人間しか見ない場所などのグレードを少し落とすことで見積りを安く出来ないか担当者に相談してみましょう。

建設会社と親しいメーカーを利用する

建設会社は懇意にしているメーカーがある場合があります。

もし、建物に使う資材などに建設を依頼する会社が懇意にしているメーカーのものを使えば発注費を安くしてもらえることもあります。

もし設計と建設を違う会社に依頼しており、建設会社と親しいメーカーに変えられる部分があれば安くしてもらえないか聞いてみましょう。

他の建設会社に頼む

もし複数社に見積りを出してもらい、色々調整したものの、予算内に収まらなかったり、担当者の対応に不満を感じたりする場合は他の建設会社に依頼するのも1つの手です。

また1から新しい会社と話をして見積りの交渉をするのは大変ですが、不満を抱えたまま新しい工場を建設するとトラブルも起こりやすくなるでしょう。

会社を長年支える工場となり、大きなお金も動くからこそ妥協せず納得がいくまで見積りを調整しましょう。

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まとめ

新しく工場を建てるには大きなお金が動きます。

それだけに見積りは工場建設の中でもとても大事なプロセスです。

見積りの調整を行わず、言われるがまま予算を超える費用で建設してしまうと後からお金が払えなかったりとトラブルになる可能性がありますから、見積りを出してもらったら予算内に収まり、且つ納得できる内容になるまで調整しましょう。

例え時間と労力がかかっても理想的な見積りになるまで粘り強く対応するのが工場建設を成功させるコツです。

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