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システム建築の増築・拡張性について徹底解説

システム建築の増築・拡張性について徹底解説

この記事では次の内容をまとめています。

・システム建築の増築・拡張性

・システム建築で増築するメリット

・システム建築で増築するデメリット

工場や倉庫の増築・拡張を考えている方にぜひ知ってほしい内容を全てまとめました。

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目次

システム建築の増築・拡張性について知るべきこと2つ

この章ではシステム建築の増築や拡張についてご紹介します。

①増築は可能
②システム建築でない建物でも可能

増築は可能

システム建築で建てられた建物の増築は可能です。

そのため、将来、増築や拡張の可能性がある場合はシステム建築を選択肢の1つにできます。

ちなみに、増築や拡張をする場合、既存の建物を建てた建設会社以外の業者に依頼することもできます。

システム建築でない建物でも可能

システム建築以外の工法で建てた建物にシステム建築で増築することも可能です。

この場合、既存の建物とは完全に別の構造で設計し、外壁や屋根を接続することで増築部分を造ります。

そのため、システム建設以外の工法で建てたものの、システム建築で増築したいという方でも安心です。

システム建築で増築するメリット3つ

この章ではシステム建築で増築するメリットをご紹介します。

①工期が短い
②建築コストが安い
③高品質

工期が短い

システム建築で増築するメリットの1つは工期の短さです。

建築条件にもよりますが、在来工法に比べておよそ2割減になると言われています。

システム建築は建築プロセスが徹底的にシステム化されているため、建設がサクサク進み、工期が短くなります。

既存の建物に増築する場合、工事中に騒音が発生したり、車両が出入りしたりするため、従業員の集中力が切れやすくなりますし、近隣住民にも影響を与えてしまいます。

工期が短ければこうした影響を最小限にできます。

建築コストが安い

システム建築はコストの安さも魅力です。

システム建築ではフレームの軽量化や部材点数の削減を徹底的に行なっているため、資材費が安く済みます。

また、工期が短いため、人件費や機材のレンタル料も削減でき、トータルの建築コストが安く済みます。

少しでも増築にかかる費用を抑えたい方におすすめの工法です。

高品質

工期が短く、コストも安いとなると、品質が心配という方もいるかもしれません。

しかし、システム建築は短工期・低コスト・高品質の三拍子が揃っています。

まず、システム建築はシステムを開発する際に合理化しつつ、品質を最大化することを目指しています。

また、システム建築で使用する部材は工場で製造されるため、品質が安定しています。

増築や拡張には多額の費用がかかりますが、高品質の建物を建てれば寿命が長くなり、コストメリットが大きくなります。

システム建築で増築するデメリット2つ

この章ではシステム建築で増築するデメリットをご紹介します。

①デザインの一貫性を出しにくい
②2階部分の増築はできないことも

デザインの一貫性を出しにくい

システム建築のデザインの自由度はあまり高くありません。

そのため、既存の建物がデザイン性の高い建物の場合、増築部分をシステム建築で造るとデザインに一貫性が出ず、チグハグした見た目になることもあります。

そのため、既存の建物のデザイン性が高い場合や、増築部分と一貫性を持たせたい場合は在来工法での増築の方が向いているかもしれません。

2階部分の増築はできないことも

平屋の建物に2階部分を造ることで増築したい場合、既存の建物のスペックによっては対応できないこともあります。

2階部分を作るには既存部分にある程度の強度が必要だからです。

もし2階部分を作るには耐えられない構造だった場合は増築は難しいです。

システム建築での増築にかかる費用

システム建築での増築に必要なコストは建設条件や建設会社によって異なります。

そのため、費用が気になる方はシステム建築に対応している業者に問い合わせをし、見積もりを出してもらいましょう。

工場や倉庫の増築・拡張に適したタイミング3つ

この章では工場や倉庫が増築すべきタイミングをご紹介します。

①事業を拡大するとき
②作業効率を上げたいとき
③倉庫や事務所を作りたいとき

事業を拡大するとき

事業拡大を考えているなら、増築や拡張のタイミングです。

製造数を増やしたい、生産ラインを増やしたいという場合は建物の面積を広げた方がスムーズに進みます。

一方で、既存の建物のままで生産設備を拡大しようとすると、レイアウトに無理が生じ、稼働効率を最大化することができません。

作業効率を上げたいとき

作業効率が悪いと感じるときも増築や拡張を考えるべきタイミングです。

作業効率を改善するにはレイアウトを考え直す必要があります。

このとき、面積が広ければ広いほど、レイアウトの自由度が高くなり、最適な作業動線を築くことができます。

また、既存の建物が狭く、従業員の移動に時間がかかり、生産性が落ちている場合も、面積が広くなることで移動にかかる時間を削減することができます。

倉庫や事務所を作りたいとき

既存の工場に倉庫を併設したい、既存の倉庫に事務所のスペースを作りたいというように、異なる用途のスペースが必要になったとき、増築によって解決できます。

既にある建物の中でスペースを作る方法もあります。

しかし、例えば、工場に倉庫を増設すれば適切な管理スペースを確保できますし、急な増産にも対応できます。

システム建築での増築の流れ

この章ではシステム建築で増築する場合の流れをご紹介します。

①業者選定
②打ち合わせ
③設計
④施工
⑤アフターメンテナンス

業者選定

まず、建設を依頼する業者を探します。

システム建築は全ての建設会社が対応できるわけでなく、システム建築メーカーと提携している業者のみが対応できます。

そこで、近隣でシステム建築に対応している建設会社を探しましょう。

打ち合わせ

建設会社の担当者と打ち合わせを行い、建設に求めることやニーズを共有します。

ここでしっかり認識をすり合わせることで、納得のいく建設ができます。

疑問があるときは遠慮せずに聞きましょう。

設計

打ち合わせの内容をもとに増築部分の設計を行います。

システム建築の設計は専用のシステムを使いながら行うため、速く進みます。

また、変更がある際は簡単に修正でき、とても便利です。

施工

設計プランが固まったら生産・施工に移ります。

システム建築では建設方法がシステム化されており、現場での作業は最低限になっているので、施工にかかる時間も短いです。

アフターメンテナンス

増築部分も使用していくうちに劣化したり、機能性が落ちたりといったことが起きます。

しかし、定期的にメンテナンスを行えば機能性を維持したまま長く使うことができます。

増築よりも建て替えの方が望ましいケース3つ

この章では増築よりも建て替えの方が適しているケースをご紹介します。

①建物の老朽化が進んでいる
②増築・拡張にかかる費用が高い
③作業動線を大きく変えたい

建物の老朽化が進んでいる

老朽化が進んでいる建物は耐震性や耐久性などが下がっていることがあり、建て替えた方が安全性の面でメリットがあります。

また、増築部分と既存部分の接合部の耐久性が弱くなることも危惧されます。

そこで、老朽化が進んでいる場合は増築だけでなく、建て替えも検討しましょう。

増築・拡張にかかる費用が高い

見積もりをとり、思いのほか増築にかかるコストが高い場合は建て替えも視野に入れると良いでしょう。

ちなみに、増築コストが思ったよりも高いと感じたときは、段階的に増築したり、部材のランクを下げるといった対処法もあります。

作業動線を大きく変えたい

工場や倉庫の作業動線を大きく変えたいときは増設するのではなく、建て替えるのがおすすめです。

なぜなら、1からレイアウトを作り直した方が、作業効率を最大化することができるからです。

このような目的で建て替えをする場合は効率の良い作業動線が作れる建設会社に依頼しましょう。

弊社でのシステム建築の増築の対応について

弊社では建設工事だけでなく、増築・拡張工事にも対応しています。

弊社が既存の建物の建設をしていない場合でも問題ありません。

もし、増築のことでお困りの場合は遠慮なくお問合せください。

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まとめ

システム建築で建てられた建物をシステム建築で増築することも、システム建築以外の工法で建てられた建物をシステム建築で増築することも可能です。

システム建築による増築はシステム建築メーカーと提携している建設業者でのみ対応可能です。

お近くのシステム建築に対応している業者にまずは問い合わせをしましょう。

丸ヨ建設は、強い工場・倉庫を建設することで日本へ貢献できると考えています。
そのために、工場・倉庫に関する情報を発信し、少しでも知識を得てもらい、後悔がない工場・倉庫建築に役立てていただければ情報を発信しています。

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この記事を書いた人

丸ヨ建設Aのアバター 丸ヨ建設A スタッフ

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愛知県で100年以上の歴史があり、建設実績も4000件ございます。
その中で得た工場・倉庫建設に役立つ情報を定期的に記載しています。

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