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倉庫や工場での作業効率を上げる休憩室を作る3つのメリット

今さら、当たり前かもしれませんが、倉庫や工場にも休憩室は必要です。
働く従業員に対して、束の間でもゆっくりしてもらう、快適に過ごしてもらう休憩室を用意するのは、企業側の義務でもあります。

もちろん、設計の段階で休憩室を考えていくのですが、時代とともに休憩室の捉え方も変わってきているようです。

そこで今回は、休憩室を作ることでのメリットをご紹介します。
今や休憩、休息を取ることは働くことの一部とも考えられています。これを上手に活用することで求人にも影響することがあるので参考にしていただけたらと思います。

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目次

休憩とは

企業戦士と言われる日本人は、休むことを「サボり」と言われることがあり、自ら休む、休憩するということが苦手でもあります。

しかし、それが決していいわけではないことも知っています。なぜなら先進国の中で、日本人の自死は毎年増加傾向にあるからです。休まずに働き続けて、心も体も壊してしまうという人が増えているのは、非常に悲しいことです。

これにより、日本では働き方改革がされ、労働時間、残業時間、休暇の取得が見直しされています。意識が少しずつ変わることで、職場や倉庫、工場の休憩室の在り方、考え方も変わりつつあります。

休憩時間は必須

労働基準法によって、休憩時間は定められています。

・1日の労働時間が6時間を超える場合・・・45分程度
・1日の労働時間が8時間を超える場合・・・1時間程度

この数字は、あくまでも目安でこの時間以上は休むことを言われています。
倉庫や工場では、短い休憩時間・昼休憩・短い休憩時間と労働の合間に規則的に休む時間を取り入れているところが多いです。

この時間をどう過ごすか自由ですが、気持ちを切り替えるリフレッシュするという意味では、休憩室という別の場所を設けることが推奨されています。

倉庫や工場の休憩室のイメージ

倉庫や工場にある休憩室と聞くと、外にあったり、不衛生なイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか?
さらには、建物の隙間を利用して休んでいるという人もいるようです。

世の中のイメージをまとめてみました。

喫煙者だけのもの

誰だって休んでいいはずなのに、持ち場から離れずに休む人が多いです。これは休憩=タバコ休憩というイメージがあるようです。

実際、少し前までは喫煙者の方が多く、休憩室を占拠していたというのも事実です。しかし、健康面から受動喫煙が問題となり、喫煙者の方が場所を限られるようになってきました。

両者にとって、居心地の良い休憩室を設けることも課題の一つです。

狭くて居づらい

後付けのように設けられた休憩室の場合、とても狭い空間になります。従業員の人数に対して、広さが適していないのです。

他人と距離が近いことが窮屈に感じることがあります。一日中、一緒というのも居心地が悪いものです。

休憩室を作るメリット

休憩室があることで、従業員の働き方が良くなるメリットを考えてみましょう。
適度に休むことを推進する企業は、イメージUPにもなります。

作業効率を上げる

作業を中断されるようで、休憩はよくないと考える人もいましたが、今は適度な休憩を挟む方が、作業効率を上げてくれます。

長い時間、集中が続き人はほとんどいません。ですから、決められたタイミングで休憩を取る方が作業効率が上がります。

また、キリが良いところで休憩を取りたいと考える従業員もいるようですが、休憩後の作業効率を上げるのは、キリが悪いところで休憩に入る方です。休みながらでも「早くきちんと終わらせたい」と思うようです。

従業員同士が気軽に話せる

仕事中は作業が中心ですから、話をするとしても関連する話がメインとなります。休憩時間となれば、趣味や日常の話を気軽に話すことがです。

仕事以外のコミュニケーションは、お互いのことを知ることができるので、作業を円滑に進めるきっかけになります。

また、仕事の関係ないところで、普段は話ができない人とも話せますし、お互いの仕事の情報を交換することができるので、打ち合わせいらずで話が早いです。

リフレッシュ=働く満足度になる

どんなに仕事が好きでも、長く同じことを続けるのは負担があります。休憩を取るとほっと一息がつけます。残りの仕事も頑張ろうと、改めて気合が入ります。

時間を決めて、意識して休憩を設ける方が、働く満足度に繋がるのです。

また、最近の求人では、休みを重視して探す人もいます。年間休日、特別休暇などに重きを置かれがちですが、1日の労働時間、休憩時間も仕事選びの基準になっています。

休憩室を作るデメリット

従業員の作業効率を上げる休憩室ですが、作ることでのデメリットもあります。けれど、作らないわけにはいきません。デメリットとなることを解決しなくてはいけません。

維持費がかかる

休憩室とは、ただ部屋を作れば良いというものではありません。自販機、テレビ、娯楽道具など備品を揃えなくてはいけません。

こうした備品の維持費に経費がかかるようになります。

場所をとる

倉庫や工場の規模、従業員数にもよりますが、休憩室は広さが必要です。
設計時から考えることができたらいいのですが、後付けになる場合は場所の確保から考えなくてはいけません。

配置が難しい

これは場所を決めるときに考えることですが、作業エリアからの動線を考えなくてはいけません。近すぎると、仕事から離れて休憩という気分にはなれません。また逆に遠い場合には、移動に時間を取られてしまうので、利用されません。

適切な位置に休憩室を作るのは、意外と難しいのです。

快適な休憩室にするポイント

メリット、デメリットを踏まえて、快適な休憩室にするポイントを考えてみましょう。このポイントを抑えるだけで、求職している人から見た会社の評価も上がります。

作業エリアと分ける

作業から離れることを考えると、休憩室は区別できるところに作るのがいいです。また、休憩時間が交代制の場合、働いている人から見る休憩者はあまり気分のいいものではありません。目に見えない方がお互いのためでもあります。

清潔に保つ

誰もが気持ちよく利用できるように清潔な環境を保つことが大切です。テーブルやソファなど、共有するものはきれいに使用する。また、清掃についても誰が担当するのかを考えておくのも大事です。

窓がある

見える景色が変わるのは、疲れた体と心癒してくれます。可能であれば、景観にもこだわりたいとこです。
もし、窓が難しい場合には、室内に観葉植物をおいてみるのも、癒しとしては効果的です。

空調がある

空調は必要です。暑い、寒いはストレスになります。休憩する意味をなくしてしまいます。特に暑さについては注意が必要です。熱中症にならないようにしっかりと対応してください。

癒しグッズを置く

テレビや雑誌、または小上がりな和室などがあるとゆっくりできます。ソファに座るというだけでもリラックス効果はあります。

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働きやすさが求められる

真面目な日本人は、休むことが下手です。けれど、誰もが休みたい、一息したいと思っているのは間違いありません。

そして、倉庫や工場への就職を希望する人は多くありません。肉体労働で辛いというイメージがあります。こうしたイメージを払拭するためにも、休憩室の設置は必須であり、快適に過ごせるような工夫が必要です。

また、誰もが平等に使えるように配慮も必要です。タバコだけではなく、男女でも考え方が違うので意見を聞いてみるというのもおすすめです。

倉庫や工場で働く人が効率よく働けるように考えてm

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この記事を書いた人

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