倉庫のシェアリングサービスが企業にもたらすメリット・デメリット

倉庫のシェアリングサービスが企業にもたらすメリット・デメリット

・荷物が増え、今の倉庫では保管しきれなくなりそうだが新しく倉庫を用意するほどでもない

・繁忙期はいつも倉庫がいっぱいいっぱいになる

・これから事業を拡大したいが倉庫をどうやって増やそうか迷っている

こんなお悩みを解決する方法の1つが倉庫のシェアリングサービスです。

これは簡単に言うと、倉庫のスペースが余っている業者がそのスペースを倉庫を探している人に一時的に貸すというサービスです。

空間、スキル、モノなど色々なものをそれぞれが所有するのではなく、みんなで共有しようとする、いわゆるシェアリングエコノミーが増えているからこそ、倉庫のシェアリングサービスもこれから広まっていくと考えられます。

あなたの会社でもいつか利用するときが来るかもしれません。

そこで、今回は倉庫のシェアリングサービスの特徴や企業にもたらすメリット・デメリットをご紹介していきます。

シェアリングサービスについてあまりよく知らないという方はぜひ最後までご覧ください。

倉庫のシェアリングサービスとは

1つの倉庫を複数の企業で共有したり、倉庫スペースが余っている事業者がスペースを借りたい人にスペースを貸したりするサービスのことです。

倉庫を貸したい人と借りたい人をマッチングするサービスもあり、ネットから簡単に新しい倉庫を探すことができます。

利用料金はサービスによって異なりますが、日割りで利用できるところもあります。

また、パレットや台車1つにつき料金が定められている場合もあり、かかる費用が明確です。

保管する広さをあらかじめ決め、そこに荷物を保管するというやり方もあります。

倉庫のシェアリングサービスでできること3つ

シェアリングサービスについて詳しく知らない方のために具体的にどんなことができるのかをご紹介します。

保管

基本のサービスは保管です。

自社倉庫で管理しきれないものや一時的に他の倉庫に置いておきたいものを保管することができます。

保管方法はパレット、台車、段ボールなど様々です。

入出庫

保管だけでなく入庫や出庫のサービスもしています。

シェアリングサービスをしている倉庫では複数の企業の荷物が置かれるため、セキュリティ対策のために入荷や出荷作業は全て現地のスタッフによって行われることが多いようです。

入出庫の度に費用がかかる場合もあるので、事前に費用を確認しておきましょう。

輸送

依頼主の倉庫へ荷物の引き取りに来たり、倉庫から直接顧客のもとへ配送したりと輸送代行サービスを提供する業者もあります。

もちろん追加で費用はかかりますが、物流業務をアウトソーシングすることができるのでとても便利です。

荷物の引き取りや配送まで依頼したい場合は輸送に対応しているサービスを選びましょう。

倉庫のシェアリングサービスを利用するメリット6つ

シェアリングサービスは最近始まったものなので、本当に役立つのか、始めるのが大変なのではないかなどいろいろな不安から利用するのに戸惑いがある方もいるでしょう。

しかし、倉庫を他の企業と共有すれば様々なメリットがあります。

そこで、シェアリングサービスのメリットをご紹介します。

管理費を抑えられる

倉庫のシェアリングサービスの大きなメリットは管理費用を抑えられることです。

自社で倉庫を持つと年中一定の管理費用を払わなくてはいけません。

一方で、シェアリングサービスの場合は置く荷物の量や面積の分だけしか費用がかかりません。

また、管理作業は現地のスタッフが行うため、人件費も浮きます。

これまで倉庫の管理費用に頭を抱えていた経営者にとってはシェアリングサービスが解決策になるかもしれません。

条件に合う倉庫を見つけられる

倉庫を貸したい人と借りたい人をマッチングするサービスでは数多くの倉庫が登録されています。

そのため、場所、大きさ、料金など条件が合う倉庫を簡単に見つけることができます。

サイトから倉庫を気軽に検索できるので、利用を考えている方はまずは良さそうな倉庫がないか探してみてもいいでしょう。

繁忙期に一時的に借りられる

倉庫は扱う商品によってはシーズンを迎えると一気に在庫量が増えます。

そのため、シーズン中は荷物の管理に苦労するのではないでしょうか。

だからといってシーズン時でも余裕で収まるような倉庫にしてしまうと、シーズン以外の時期にスペースが空くことになり、管理費用が無駄になってしまいますよね。

そんなときに活躍するのがシェアリングサービスです。

収まりきらない在庫は一時的に他の倉庫に置くことで、時期によって入荷量が変わる製品を扱う倉庫でも最低限の管理費用で済みます。

オンラインで完結

シェアリングサービスはネットで完結するのが特徴です。

普通、倉庫を借りるときには下見に行ったり、オーナーと条件を交渉したりといろいろな手間がかかるものです。

しかし、シェアリングサービスなら倉庫の情報を見たり、比較したりするのがオンラインで簡単にできますし、料金形態が決まっているため、交渉の必要がありません。

また、契約もウェブで簡単に済みます。

忙しい経営者にとっては嬉しいメリットですね。

事業拡大がしやすくなる

ネットショップを始めたり、扱う商品を増やしたりと事業拡大をする際には倉庫の面積を増やしていくことが不可欠になります。

その際にシェアリングサービスを活用すれば簡単に、費用を抑えつつ事業を拡大させることができます。

物流の拠点を増やせる

シェアリングサービスでは全国各地の倉庫の情報を扱っています。

そのため、物流の拠点を増やすこともできます。

上手く拠点を配置すればこれまでに比べて効率的に配送や管理ができるようになり、業績を伸ばすことにも繋がるでしょう。

倉庫のシェアリングサービスを利用するデメリット4つ

管理費用が安い、シーズン中に在庫が多くなっても対応できるなどのメリットがある倉庫のシェアリングサービスですが、一方でデメリットもいくつかあります。

シェアリングサービスを活用できるよう、デメリットについても知っておきましょう。

製品の出し入れに制限がある

シェアリングサービスで利用する倉庫は他の企業のものです。

また、セキュリティの都合上、入出庫は全て現地のスタッフに任せることになります。

そのため、倉庫の営業時間外は荷物を入れたり取り出したりすることができないというデメリットがあります。

一方で、自社で管轄している倉庫ならいつでも自由に取り出せることができます。

管理する製品によっては扱ってもらえない

大きい製品や冷凍・冷蔵管理が必要な製品はスペースや倉庫環境の都合上、扱ってもらえない場合があります。

また、こうした荷物に対応している場合でも追加料金がかかることがあります。

そのため、倉庫を探す際は保管したい荷物に対応しているかどうかを忘れずに確認し、また見積もりにしっかり目を通しましょう。

業者間でトラブルが発生することも

シェアリングサービスは近年誕生した新しいサービスなので、まだ法整備が十分にできていません。

また、誰でも参加しやすいという特徴があるため、きちんとした企業だけでなく、あまり実績のない個人が倉庫を提供する場合もあります。

そのため、相手によってはトラブルが発生することが考えられます。

そこで、サービスの提供者を厳選していたり、利用者の評価制度を設けていたりするプラットホームを選ぶのがおすすめです。

保証サービスが十分でない可能性も

貸し倉庫のスタッフが管理作業中や輸送中に製品に損害を与えることがあるかもしれません。

業者によってはこうした際の保証の整備が不十分な場合があります。

そのため、倉庫を選ぶ際には保証サービスについてもチェックしておきましょう。

まとめ

宿泊や車など色々な分野で広まっているシェアリングエコノミーは倉庫でも需要が高まってきています。

一時的に、しかもオンライン完結の簡単な手続きだけで借りられるため、気軽に利用できます。

シーズンに入って在庫が増えるとき、事業を拡大するときなど様々なシーンで活用できるので、ぜひこれからの倉庫管理の選択肢としてシェアリングサービスを覚えておきましょう。

 

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