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システム建築で店舗を建てるメリット・デメリットを徹底解説

システム建築で店舗を建てるメリット・デメリットを徹底解説

この記事では次の内容をまとめています。

・システム建築とは

・システム建築で店舗を建てるメリット

・システム建築で店舗を建てるデメリット

どの工法で店舗を建てようか迷っている方が知っておくべきことを全てまとめました。

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目次

店舗建設に向いているシステム建築とは

システム建築は屋根や鉄骨といった建築部材を標準化し、建設プロセスをシステム化した工法です。

高品質・短工期・低コストの3拍子が揃っているのが特徴で、安くても品質の良い建物を求める方にはぴったりです。

店舗だけでなく、工場、倉庫、事務所、体育館とあらゆる用途で使われています。

ちなみに、システム建築は全ての建設会社が対応しているわけではないため、システム建築を希望するなら、対応している建設会社に依頼する必要があります。

システム建築で店舗を建てるメリット7つ

この章ではシステム建築でお店を建設するメリットをご紹介します。

①建設コストを削減できる
②柱のない大空間の店舗になる
③早く完成しお店の収益性がアップ
④耐久性・耐震性が高い
⑤快適な気温を維持できる
⑥大型店舗にも対応可能
⑦幅広い用途に対応可能

建設コストを削減できる

先ほども少し触れましたが、システム建築は低コストで建設できるのが強みです。

具体的には完全オーダーメイドで建設する在来工法に比べて2040%ほど削減できます。

その理由としては以下のようなものがあります。

  • 鉄骨フレームを軽量化している
  • 部材点数を減らしている
  • 短工期のため各種経費が削減される

システム建築は少しでも安く店舗を建設したい方におすすめです。

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柱のない大空間の店舗になる

システム建築は大空間を作れるという特徴があります。

例えば、弊社が採用している横河システム建築の「yess建築」は最大無柱スパン60m、中間柱を入れれば最大スパン150mを実現します。

対応可能な空間の広さはシステム建築メーカーによって変わります。

空間が広いと、商品棚や設備のレイアウトをより柔軟に決めることができ、理想の店舗を作れます。

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早く完成しお店の収益性がアップ

システム建築は在来工法に比べて工期が短いです。

例えば、在来工法で120日かかる建設であれば、システム建築だと90日程度に短縮できます。

その理由は以下の通りです。

  • 見積もりが出るスピードが速い
  • 建設の工程をシステム化している
  • 部材を標準化している
  • 現場での溶接が不要

店舗の建設の工期が短くなると、早く営業を開始することができ、収益性が上がるメリットがあります。

早く店舗を建設したいという場合にもシステム建築は向いています。

耐久性・耐震性が高い

建設コストが安く、工期が短いと品質面で疑問を感じるかもしれません。

しかし、システム建築は高品質ですし、耐震性や耐久性も高いです。

システム建築の部材はコンクリートの外壁材に比べると圧倒的に軽量で、さらには部材点数も最小限にしているため、建物が軽く、地震の揺れを軽減できます。

また、システム建築は部材を標準化しており、工場で生産するため、品質が均一で質の高い建物が出来上がります。

そのため、安全面も安心です。

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快適な気温を維持できる

システム建築では高断熱の部材を選ぶことで建物の断熱性が高くなります。

店舗では従業員とお客様が快適に過ごせるように空調をつけることがほとんどだと思います。

高断熱だと外気の影響を受けにくくなるため、空調の稼働効率が上がり、快適な温度を保ちやすくなります。

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大型店舗にも対応可能

システム建築は小型・中型・大型とあらゆる規模に対応でき、大型店舗の建設も可能です。

カーショップやアウトドア用品のショップなど、売り場面積の広いお店にもシステム建築は向いています。

幅広い用途に対応可能

システム建築はドラッグストア、スーパーマーケット、ホームセンターなど、あらゆる種類のお店に対応できます。

自分のお店にはどれくらいの規模の面積が必要なのか、どんな造りにすれば良いのか分からない場合は、建設会社に相談しましょう。

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システム建築で店舗を建てるデメリット2つ

この章ではシステム建築でお店を建てるデメリットをご紹介します。

①平屋が得意
②外観がシンプルなデザインになる

平屋が得意

システム建築は平屋の建物を得意としており、2階以上の建物は建てられないことも。

ただし、システム建築メーカーによっては2階や3階建ての建物を建てることも可能です。

弊社が採用しているyess建築では2階建てに対応しており、部分2階と総2階の2種類の2階建てを建てることができます。

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外観がシンプルなデザインになる

システム建築では部材が標準化されていて、建設プロセスが徹底的にシステム化されていることから、デザインの自由度はあまり高くありません。

そのため、細かい部分にもこだわったデザインにしたいという場合には完全オーダーメイドで建設ができる在来工法が向いています。

ちなみに、外観がシンプルだと、他にも店舗を建てる場合に既存店舗と似たデザインを低価格で建てられて、ブランドの一貫性を実現できるというメリットがあります。

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システム建築で店舗を建てるときのポイント7つ

この章ではシステム建築でお店を建てるときに押さえるべきポイントをご紹介します。

①集客しやすい土地を選ぶ
②必要な面積を確保する
③ブランディングに合うデザインを考える
④使いやすいレイアウトにする
⑤視認性の高い看板を設置する
⑥外観は在来工法で作るという手も
⑦店舗の建設実績のある建設会社を選ぶ

集客しやすい土地を選ぶ

店舗経営で大事なのはお客様を絶えず集客すること。

そのためには土地選びが非常に重要です。

いくら機能性が高い店舗を建てても、お客様が来なくては意味がありません。

店舗に合う土地を探すには次の点を押さえましょう。

  • ターゲットとなる顧客層が多い場所
  • 交通アクセスの良さ
  • (車での来店を想定する場合)十分な広さの駐車場を用意できるか
  • 競合店との距離
  • 地域に将来性があるか

必要な面積を確保する

店舗を建てる際は面積も大事なポイントです。

お店には

  • 厨房
  • 客席
  • 商談用スペース
  • 商品棚
  • バックヤード
  • 倉庫
  • 従業員の休憩室
  • レジ

と、業種によってあらゆる設備やスペースが必要です。

必要なスペースを適切な広さで確保できるような土地選びや設計が必要不可欠です。

ブランディングに合うデザインを考える

企業が狙うブランドイメージに合うデザインのお店を建てましょう。

ブランディングに合う建物にすることで、お客様にお店のブランドを印象付けることができます。

ブランディングの方向性を決め、一貫性を出すメリットとしては以下のようなものがあります。

  • 想定するターゲットにアプローチできる
  • 競合との差別化になる
  • 顧客が企業に愛着を持つ
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使いやすいレイアウトにする

店舗を設計する際は使いやすさを追求しましょう。

スムーズに店内を回れるレイアウトにし、お客様が店舗の端から端まで巡るように促せば、店舗の滞在時間が上がり、様々な商品に目を通すので売上アップが狙えます。

視認性の高い看板を設置する

集客力のある店舗にするには看板も重要です。

看板が通行人の目に留まると、認知が広がり、来店のきっかけになります。

看板を作る際に大事なポイントは視認性を高くすること。

パッと見てどんなお店か、どんな名前のお店か分かるようにデザインする必要があります。

また、夜間でも見えるように照明を設置する場合もあります。

さらに、交通量が多い場所では車からでも見えるように作るのも大事です。

外観は在来工法で作るという手も

先ほど、システム建築はデザインの自由度が低いとお伝えしましたが、実はそのデメリットを補う方法があります。

それは外観を在来工法で造り、内装はシステム建築で建てるというもの。

在来工法を取り入れる分、コストメリットは小さくなってしまいますが、全てを在来工法で建てる場合よりは安く済みます。

店舗の見た目にこだわりたいけれど、コストは少しでも押さえたいという方にぴったりの選択肢です。

店舗の建設実績のある建設会社を選ぶ

システム建築で店舗を建てるなら、店舗の建設実績が豊富な建設会社を選びましょう。

なぜなら、集客力があり、使いやすい店舗を建てるために必要な知識やノウハウを備えているからです。

建設会社によっては住宅や特定の業種の建物の建設が中心で、店舗の建設実績はあまりないというところもあります。

そこで、依頼する前にホームページを見たり、直接聞いたりして、どのような建物の建設実績があるか確かめましょう。

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まとめ

システム建築は様々な用途の建設に対応でき、店舗建設にも向いています。

集客を成功させるには想定する顧客が集まりやすい土地を選び、使いやすく、また来ようと思える店舗づくりが必要不可欠です。

つまり、建設時の準備が非常に大切です。

後悔のない建設ができるよう、店舗の建設実績が多い建設会社に依頼しましょう。

丸ヨ建設は、強い工場・倉庫を建設することで日本へ貢献できると考えています。
そのために、工場・倉庫に関する情報を発信し、少しでも知識を得てもらい、後悔がない工場・倉庫建築に役立てていただければ情報を発信しています。

これまでに蓄積したオウンドメディアやコンテンツに関する知見をご提供するサービスも用意しています。必ずしも仕事が発生しなくても、建築に関するご相談やお悩みをご相談ください。

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