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電気代いくら?倉庫の電気代を下げる3つの方法

毎日のように聞く物価高騰ですが、世界情勢や経済対策などニュースで見ていても明るい話題がありません。

こんな中で、物価が高騰していくのは仕方のないことだと、半ば諦めモードの企業もあるのではないでしょうか?

しかし、一番金額が変わった、上がったイメージがあるのは電気代です。これは一般家庭に送られる「託送料金」の値上げによるとものですが、料金が上がったと嘆いているのは企業側も同じです。

企業の場合、本店・支店などグループ全体で料金を見ています。ですから、著しく料金が上がっていれば改善を求められることになります。

また、料金の見直しとなれば電気代をどのように削減したらいいのか、その方法が問われます。

そこで今回は、倉庫における電気代を削減する方法についてご紹介します。

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物価高騰は倉庫にも影響している

物価高騰に関わるニュースを見ない日はほとんどありません。様々な商品の流通が止まり、不足することで、私が当たり前に手にしていたものが届かない状況が続いています。

原因の一つは、ロシアのウクライナ侵攻によるものです。先の見えない争いに世界中の人たちが不安を抱えています。

この国際情勢の不安から、物の値段と同じように原油価格も高騰しています。
倉庫においては、原油価格の高騰の方が深刻です。

倉庫は、商品を保管する場所です。つまり、物流の一部です。入れ替わりを繰り返しいるのです。その移動をしているのがトラックです。燃料費が高騰することで運送業が止まれば、倉庫は機能することがなくなります。

電気も欠かせないもの

倉庫で保管する商品を運ぶトラックの燃料費と、倉庫内で照明、品質管理のために使用する電気。この二つは欠かせないものですが、価格が高騰する中でこれまで通りに使用することに、誰もが躊躇います。

倉庫が電気代を削減するということ

倉庫を倉庫として機能させるためには、電気の使用は不可欠です。
だから、電気代を削減するということは倉庫にとって死活問題でもあります。

世の中の状況を考えれば仕方ないことですが、倉庫を運営する企業としては断腸の思いであることが分かります。

しかし、近年では、こうした動きを後押しするような傾向があります。それが、環境問題です。
限られた資源を無駄にしないために節電、省エネを推奨する動きがあります。

すでに実施している企業や倉庫がありますが、その積極的な取り組みが企業の評価を上げているのですから、死活問題と考えるより削減方法を考える方が得策です。

倉庫でできる電気代を削減する3つの方法

それでは、実際に行われている電気代の削減方法をご紹介します。
電気は、生活の一部ですので、削減する方法はわかりやすいかと思います。

だからこそ、見落としている部分や不十分な部分がないか?
ここで確認をしていきましょう。

LED照明に交換する

もはや定番になりつつあるLED照明。電気代そのものを減らすことができます。

しかし、倉庫のような大きな建物の場合、今でも水銀灯や蛍光灯が利用されていることがあります。建物が建設された時期にもよりますが、まだほとんどの倉庫で利用されていると考えられます。

従来の蛍光灯をLED照明に交換する最大のメリットは「消費電力の違い」です。
蛍光灯と比べると約三分の一程度、消費電力を下げることができます。
利用明細を見て大きく差が出るので、大きく手応えが感じられます。

消費電力が下がると、照明の明るさを心配されますが、不思議なことに蛍光灯より倉庫内が明るくなることが感じられます。

もう一点、LED照明に交換するメリットとしては「寿命が長いこと」です。
使用頻度にもよりますが、蛍光灯の場合には1,2年で交換をしなくてはいけません。

しかし、LED照明は約8年〜10年は交換がいらないと言われているので、しばらく交換をする必要がありません。

倉庫の室内は広く、天井が高いことから、蛍光灯の交換に苦戦してきた企業は多いはずです。メンテナンスにも費用がかかるはずです。

電気代の削減だけでなく、こうした苦労からも解放されるかと思うと、今すぐにもLED照明に交換したくなります。

必要ない場所や時間は電気を消す

最近では、スーパーなどでも節電のためとして、商品棚の照明を落としていることがあります。主に飲料水のコーナーでは照明が決してあるケースを多く見かけます。

私たちは当たり前のように電気を点灯する癖がありますし、明るいことが当たり前になっています。こうした習慣が意外にも電気代の無駄遣いを増やしていることも考えられます。

だから、倉庫の中でも不要な場所、時間帯などを改めて見直してください。
使用後の会議室、昼休憩中の事務室、備品室など、こまめに電気を消していく当たり前を習慣にしてください。

電気の場合は、点灯時に大きな消費電力を必要とすることはありませんので、消灯させておくことが一番の削減となります。

屋外照明の管理

主に物流の拠点となる倉庫では、24時間稼働しているため、夜間の搬入や従業員の作業用に屋外の照明を点灯させています。

暗い時間帯のための屋外照明を消灯させる時間の管理が甘いことがあります。日常の業務が始まる頃まで点灯していたということもあるのではないでしょうか?

夜間の管理、消灯の確認など「誰かがやってくれる」と思っていると、誰も消していないなんてことはよくあることなので、担当を決めておくことをオススメします。

空調設備に関する削減方法

倉庫において、温度管理は非常に大切なことです。
そのポイントは二つあります。

・品質管理のため商品に適した温度を維持する
・働く従業員の環境を維持する

この二つのことを基準にして倉庫内の温度は決められます。
これによって、空調設備に関しては削減するスペースがないのでは?と思われがちです。

けれど、こちらも意外なところに盲点があります。
それは、温度管理です。

エアコンの設定温度を一定にしておくことで、規定の温度が維持できているかと思えば、そうではありません。

人の出入り、時間帯によって、温度は変化をしています。エアコンの設定温度に頼りすぎていると電力を大きく消費していることが考えられます。

ますは、室内の温度を気にかける、温度をこまめに確認をするというところから始めていくと電気の使用量を削減することができるようになります。

太陽光発電の設置について

電気を作り出すということで注目を集めている太陽光発電です。こちらは、電気代の削減というよりは、環境問題への取り組みというイメージが大きいのですが、もちろん電気代を削減することができます。

自社の倉庫の屋根を活用してパネルを設置すれば、倉庫で消費できるだけの電力を発電することができます。
電力会社からの供給を減らすことを意識することができます。

ただし、パネルを設置するとなれば、多額の費用が必要となります。
この設置が問題となっている企業も多いはずです。

こんな時は、補助金制度をうまく活用してください。国や行政にてさまざまな補助金が用意されているので、申請をしてみることをオススメします。

屋根にパネルが設置されていることで、環境問題に積極に取り組んでいる企業としてクリーンなイメージが持たれます。

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まとめ

倉庫における電気代の削減方法をご紹介しました。

意外と身近なことの意識を変えるだけで電力の消費を抑えることができることが分かりました。
簡単なことほど、できていなかったり見落としてしまいがちです。

それぞれが、削減することのメリットを理解して積極的に取り組むようになれば、数ヶ月で変化が出てくることも期待できます。

費用が発生するケースもありますが、補助金制度、節税などを考えて先行投資することもいいのではないでしょうか。

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この記事を書いた人

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