建設現場でできる5つの感染予防対策

建設現場でできる5つの感染予防対策

新型コロナウイルスの感染予防によって建設工事なども中止や中断となっていましたが、この6月からは再開され、多くの建設現場が動き出しています。

しかし、建設工事が再開となってからといっても、引き続き感染防止対策が必要となり、以前と同じように作業をすることはできません。

そこで今回は、「一般社団法人 全国建設業協会」の情報を元に、建設現場、現場事務所などにおける感染予防対策のポイントについてまとめてみました。

基本の3つの密を避けること

私たちは数ヶ月に渡り、新型コロナウイルスの感染予防として、外出自粛したりマスクをすることが習慣となりつつあります。

そん中で避けるべきこととして「3つの密」が挙げられるようになりました。

・密閉された場所を避ける
・人が密集する場所を避ける
・人と密接すること避ける

この3つの密は、自粛が解除された今後も必要なこととされています。
建設現場では、3つの密を避ける対策として、下記のことを行ってください。

身体的距離の確保・・・間隔を2mほど空けて保つ

マスクの着用・・・場所を問わず、会話をする時はマスクを着用する

手洗い・うがいの実施・・・ポスターを掲示して正しい方法で行う

出勤前の健康状態の確認・・・体温測定と健康状態の確認を行う。

建設現場における統一して行う対策

現場や事務所など、場所や場面を問わずに統一して行う対策があります。

ポスターの掲示

感染拡大を予防するためには、やはり一人ひとりが高い意識を持つことが必要です。
「そんなことは分かっている」と誰もが思うかもしれませんが、ポスターを掲示して、感染予防となる行動をしてもらうことが徹底していきましょう。

具体的には、下記のようなポスターを用意することをオススメします。

・3つの密を避けるためのポスター
分かっていても、知らないうちに、密になる状況を作り出してしまいます。
場所を問わずに、多くの場所に掲示しておきましょう。

3つの蜜のポスターは、様々な種類があるので、文章だけでなくイラストを活用したタイプなどを採用にも効果があります。

・手洗いやうがいの指導ポスター
ウイルスは私たちが思いもしないような場所に付着しています。
種類にもよりますが、ウイルスは空気中で3時間、紙には24時間、プラスチックには72時間もの間、付着していると言われます。

ウイルスが付着したものを触り、その手で口を触ったり目を触ることで感染をしてしまうので、手洗いとうがいを徹底して感染を末端で防ぐことができます。

・マスクと咳エチケットのポスター
感染予防として効果が期待されるマスクについては、正しい着用方法を紹介するポスターを掲示してください。間違った着用方法では、予防も半減してしまうと言われています。

また、何らかの理由でマスクを着用していない時のために、咳エチケットとなる方法を示すことも予防として役に立ちます。

換気を行う

現場事務所や室内での作業の場合には、換気を行う必要があります。
ウイルスは空気中にも漂っているので、を入れ替えることで感染を防ぐことができます。

現場では送風機を活用したり、事務所であれば加湿器を設置することで換気することができます。

換気をする目安は、2時間に1回程度と言われています。作業に集中するあまり忘れてしまいがちなので、その方法には手順を決めておくのもよいですね。

建設現場での感染予防対策(朝礼)

建設現場に欠かせないのが、朝の朝礼です。
当日の工程、天気、搬入など安全に作業できるように丁寧に確認していきます。
朝礼でも感染予防の対策が必要となります。

・現場での体温測定
・配列時の間隔を空ける(2m以上が理想)
・参加人数を減らす
・朝礼時間の短縮
・テレビ電話、オンラインツールの利用

安全な作業に欠かせない朝礼ですが、感染予防のために必要最小限に行えるようにしてください。
特に配列時や指差し呼称時には、十分な間隔を空けられるようにしましょう。

体温測定が日常化しており、おでこにかざすだけで体温が測定できるタイプがあります。簡易的に行えるものを取り入れて、現場での体温測定も行ってください。

建設現場での感染予防対策(現場事務所)

施工管理や会議、業者の打ち合わせに欠かせない現場事務所です。人の出入りが多いこと事務所にも感染予防が必要となります。

・作業者の間隔を空ける(可能なら2m)
・対面の会議や打ち合わせを減らす
・パーティションを活用する
・時間差で密を避ける

現場事務所ということで、部屋も広くはありません。そうした限られた場所では、人と密になりやすい状況が多くなります。

まずは、現場監督など事務所内で作業をする人同士の間隔を空けてください。間隔は2m程度が理想ですが、十分に間隔が空けられない時には、ダンボールやアクリル板を利用して簡易的なパーティションで部屋を区切ってください。こうすることで密接の防止になります。

密接を防ぐということで、対面での会議や打ち合わせを減らす方法を取り入れてください。webでのオンライン会議が有効的です。

そして、事務所に滞在できる時間や人数に制限を設けて、出入り口に掲示してください。十分に換気を行っていても、多くの人が長く滞在することは感染のリスクを上げてしまいます。
対面での会議や打ち合わせは、時間差に行い予定が被らないように注意してください。

建設現場での感染予防対策(現場作業)

納期や工程を考えると、少しでも早く余裕を持って進めたいところですが、現場作業でも感染予防として行って欲しいことがあります。

・作業員の配置と間隔確保
・共有する機械や場所の消毒
・作業員の人数制限
・揚重設備・昇降機の同乗制限

現場での作業は、主に外であり密閉な場所ではありませんが、それでも人と密接になることを避けてください。同じ作業を行う時には、室内と同様に間隔を空けて作業をしてください。この時も可能な限り人数を減らして感染予防としてください。

現場の作業では、共有して使用する重機や道具がいくつもあります。これらもウイルスが付着している可能性があるので、一度使用したら消毒が習慣になるようにポスターなどで促してください。

高層なビルやマンションでの現場では、揚重設備や昇降機を利用する機会があります。この時には、密閉された空間で密接になります。人数制限はもちろん、床をテープで仕切り立つ場所を決めておくとより効果的となります。

建設現場での感染予防対策(食事・休憩)

作業の合間にとる食事や休憩は、作業員にとっても一息つける時間です。
感染防止は、こうした時間にも必要となります。

・対面で座らない
・静かに過ごす
・対人の間隔を空ける
・手洗いと消毒

短い時間でも食事やおしゃべりを楽しみたいところですが、飛沫感染の可能性が避けられないので、休憩する場所にも工夫が必要です。

対面で座ることは、相手の唾液や咳、くしゃみが飛んで感染するリスクが高くなります。

机を囲んで座りたいところですが、横並びや飛沫しないほど間隔を空けて座ること理想的です。

また、飛沫感染のリスクを避けるために座り方だけでなく、話す時も静かに大きな声を出さないことも意識してください。

さらに、手洗いと消毒の実施は徹底してください。手を拭く際にはタオルを使用せず、ペーパータオルを設置してください。

感染予防に係る設計変更を実施していく

建設現場での感染予防の対策ついてまとめてみました。

日常については以前と違うこと、できることを受け入れて、新しい生活をしています。
しかし、職場や学校など、人が多く集まる場所では、生活以上に感染予防が徹底される場面が増えてきます。

これまでのことを思うと、やはり困難であったり、面倒だと思うこともありますが、感染予防に係る設計変更は必要となります。
ここで実施していくことで、今後考えられる第二波、第三波への対応ができると考えられます。
避けられるリスクは未然に防ぎたいですね。

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