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川田工業のシステム建築の特徴・メリット・デメリットを徹底解説

川田工業のシステム建築の特徴・メリット・デメリットを徹底解説

この記事では次の内容をまとめています。

・川田工業とは

・川田工業のシステム建築のメリット

・川田工業のシステム建築のデメリット

システム建築に興味があるけれど、どのメーカーを選ぶかで迷っている方が知っておくべきことを全てまとめました。

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目次

川田工業とは

1922年に創業し、100年以上の歴史がある会社です。

建築だけでなく、橋梁や鉄構の事業も行なっています。

1993年に米国の技術をもとにしたシステム建築を導入し、当時は設計と施工を日本国内で行い、上屋建物の製作はアメリカで行っていましたが、現在は全ての工程を国内で行なっているそうです。

会員の施工店が日本全国にあるため、基本的にはどこでも対応可能です。

川田工業のシステム建築のメリット7つ

この章では川田工業のシステム建築のメリットをご紹介します。

1.30年間工場・倉庫建築に特化
2.計画から完成まで総合請負
3.最大無柱スパンが60m
4.建設時に足場が必要ない
5.高級感のある外壁
6.3階建てが建設可能
7.建築アクセサリーの種類が豊富

30年間工場・倉庫建築に特化

川田工業では30年間、工場と倉庫の建設に特化してきた実績があります。

工場や倉庫を新しく建設するとき、同じような建物の施工実績があるかどうかは非常に重要です。

なぜなら、生産効率が高い建物にするためには建設の段階から考えるべき点がたくさんあるからです。

弊社もこれまで工場や倉庫を建設してきた経験から、生産効率を高める動線や今の時代に合った工場の提案が可能です。

システム建築メーカーを選ぶときだけでなく、建設会社選びでも、工場や倉庫の建設実績があるかを重視しましょう。

計画から完成まで総合請負

川田工業は計画、設計、施工、アフターメンテナンスと建設の流れを一貫して請け負います。

依頼者が抱えている課題や新しい建物に求めることを初めに把握した上でプロジェクトを進めるため、理想を叶える建設が可能になります。

また、総合請負のメリットには連絡のしやすさも挙げられます。

プロセスごとに別の会社に依頼すると、連絡を取るのに手間がかかりますし、業者同士の調整も行わなくてはいけません。また、大事な事項を伝え忘れるリスクもあります。

しかし、総合請負ならこうした心配がなくなります。

最大無柱スパンが60m

川田工業のシステム建築では最大無柱スパン60mを実現しています。

柱のない空間を最大60m作れるということです。

柱のない大空間のメリットはなんと言ってもレイアウトの自由度が高いことです。

自由に機械や設備を配置できるため、作業効率を最大限に高めた生産ラインを作ることができます。

もちろん、柱のある建物も建設可能です。

最大無柱スパン60mを実現するシステム建築メーカーは他にも横河システム建築などがあります。

建設時に足場が必要ない

外壁を取り付ける際、高所作業車を使用しながら作業が行われ、外部足場を組み立てる必要がありません。

川田工業のシステム建築の外壁が自立できる強度を持っているためです。

これにより、短工期・低コストを実現します。ただし、建設条件によっては仮説足場が組まれることもあるそうです。

高級感のある外壁

川田工業のシステム建築の「J.ウォール」という外壁は外からビスを打ち込まないため、見た目が綺麗で高級感があります。

最近は会社の印象アップのために工場や倉庫にデザイン性を求める方も多いです。

システム建築はその特性上、在来工法に比べるとデザインの自由度は劣ります。

しかし「J.ウォール」を使えば、制約がある中でも好印象を与える外観を作り出すことができます。

J.ウォール」はビスが外に露出しないことでメンテナンス費用を下げるメリットもあります。

3階建てが建設可能

システム建築といえば平屋の建物の建設に使われることが多いですが、川田工業のシステム建築では2階建て、3階建ての建設が可能です。

複数階の建物は限られた土地でも建物の面積を広げられるというメリットがあります。

他に3階建てが建てられるシステム建築メーカーにはJFEシビルがあります。

建築アクセサリーの種類が豊富

川田工業のシステム建築には次の建築アクセサリーが用意されています。

・屋根

・外壁

・大型開口部

・開口部

・庇

・事務所内装

・内壁仕上げ

・床

・プラットホーム

・区画壁

・搬送設備

・外構関連

・冷蔵設備関連

・事務所他

・その他アクセサリー

こうしたアクセサリーを組み合わせて理想に合う建物を作ることができます。

川田工業のシステム建築のデメリット3つ

この章では川田工業のシステム建築のデメリットをご紹介します。

1.大手に比べると実績が少ない
2.年間で請け負える物件数が少ない
3.面積が小さい倉庫ではメリットが少ない

大手に比べると実績が少ない

川田工業の設計・施工の実績は令和6年1月時点で約370件です。

公共工事やマンションを含めた総合建設業としての実績は約840件あります。

一方でシステム建築メーカーの大手の1つである横河システム建築の「yess建築」は全国約11,000棟、面積の合計は800万平方メートルの実績があります。

そのため、システム建築の建設実績が豊富な会社に依頼したい場合は大手を選ぶほうがいいかもしれません。

年間で請け負える物件数が少ない

総合請負は一貫してサポートしてもらえるのがメリットですが、その一方で、年間で請け負える物件数が少なくなるデメリットもあります。

そのため、川田工業に依頼したいと思っても、実現できない可能性があります。

面積が小さい倉庫ではメリットが少ない

システム建築には高品質・短工期・低コストを実現できるというメリットがあります。

しかし、建物の面積が小さいとこのメリットが享受しにくいです。

川田工業では一般的に500坪未満(危険物倉庫では300 坪未満)の平屋ではコストメリットが小さくなるそうです。

そのため、小さい倉庫の建設を考えている方は他の工法も含めて建設方法を考えると良いでしょう。

ちなみに、川田工業では平屋で約10,000坪までの実績があるそうです。

川田工業のシステム建築の建設の流れ10ステップ

この章では川田工業でシステム建築の建物を建てるときの流れをご紹介します。

ヒアリング

まず、担当者と話し合いを行います。

このヒアリングの内容をもとにプロジェクトが進むので、非常に大事なプロセスです。

建設予定地、用途、使用する機械や設備の重量など、共有すべきことはたくさんあります。

この段階では質問したいことや要望は遠慮せずに伝えましょう。

特に疑問は早い段階で解消することで安心して建設を進められますし、この先でトラブルが発生するのを防ぐことができます。

現地確認

建設予定地を担当者と確認します。

部材を搬入する車両の出入り口、周辺の道路状況、水道や電気の状況把握、法的チェックなどを行います。

もし、建設地が決まっていなければ土地探しから始めます。

初期計画

ヒアリングや現地確認の内容をもとに構造などの計画を行います。

地盤状況が分かる資料があると、より精度の高い見積もりが可能になるそうです。

この段階で作成するのはあくまでラフプランで、これより後にもっと詳しく仕様を決定していきます。

見積もり

先ほどのラフプランをもとに見積もりを行います。

詳しく決まっていない部分は仮定で進めるため、見積もりも仮の金額となります。

見積もりが完成したらプランの提案と金額の説明を行います。

このとき、相違があれば話し合い、見積もりを作成し直します。

仮契約

プランと見積もり金額に合意できたら仮契約となります。

「設計合意書」と取り交わし、いよいよ設計のプロセスへと入ります。

仕様の確定と精算金額の算定

ラフプランでは決めなかった細かい仕様を決めていきます。

仕様が確定したら見積もりを作成し直し、精算見積もりを行います。

また、審査期間からの認可を得るための実施設計を行います。

本契約

精算見積もりに合意すると「本契約」となります。

その後、審査機関に建物の建築許可申請を提出します。

工事

認可が下り次第、工事に着手します。

竣工

建物の引き渡しは

・社内検査

・諸官庁や審査機関の検査

・依頼者の検査

を行い、結果に応じて必要な対応を行なった後に行います。

アフターメンテナンス

竣工から1年後に無償で点検を行います。

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まとめ

川田工業のシステム建築は「工場・倉庫に30年間特化」「総合請負」など様々なメリットがあります。

システム建築メーカーには他にもいろいろな種類があるため、後悔のない建設を行うためには様々なメーカーを比べた上で条件に合うところを選ぶことが大切です。

丸ヨ建設は、強い工場・倉庫を建設することで日本へ貢献できると考えています。
そのために、工場・倉庫に関する情報を発信し、少しでも知識を得てもらい、後悔がない工場・倉庫建築に役立てていただければ情報を発信しています。

これまでに蓄積したオウンドメディアやコンテンツに関する知見をご提供するサービスも用意しています。必ずしも仕事が発生しなくても、建築に関するご相談やお悩みをご相談ください。

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この記事を書いた人

丸ヨ建設Aのアバター 丸ヨ建設A スタッフ

丸ヨ建設のスタッフです。

愛知県で100年以上の歴史があり、建設実績も4000件ございます。
その中で得た工場・倉庫建設に役立つ情報を定期的に記載しています。

ご質問などはお問い合わせより、お気軽にご相談ください。

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