資金の疑問解決Q&A(Ⅲ)「諸費用・税金編 リアル7のQ&A」
工場や倉庫など、大型の建物を建設する際に、建物の土地や敷地の広さ、建物の形状や構造など、
建築主の方は、様々なことを考慮しなければなりません。
実は、土地や建物のことよりも先に、そして、最も大切になってくるものは、お金の話ではないでしょうか?
数行の金融機関(地銀・信金)に質問をし、生の声を聴きました!
いざ建設を計画するとき、必ず資金計画を立てる必要があります。
数行の金融機関に、リアルに聞いた質問の7問を解答していきます。
Q.建物の建設費以外に必要な費用は何がありますか?
①諸費用や担保調査・設定など
②事務設備や機械設備などの付帯費用
③税金
④登記費用、印紙代など
Q.建設費を借りるのに、必要なお金はありますか?
印紙代、担保((根)抵当権設定)費用などが借入する際に必要です。
Q.工場の追加費用は、いつ支払いますか?
頭金・中間金・完成時金の場合には、完成時金の最終回に支払いとなります。
Q.建設費をキャンセルすると、違約金はかかりますか?
かかりません。
Q.工場を建設すると、払う税金は、何がありますか?
①不動産取得税
②固定資産税
Q.税金が安くなる工場の条件はありますか?
①市や県により、それぞれの制度があります(産業立地HP参照)。
②指定業種
③雇用
④省エネ
Q.工場を建設するにあたり、控除はありますか?
市や県により、それぞれの制度があります(産業立地HP参照)。
※面積・業種など、条件は厳しいです。
まとめ
上記の質問に対する回答は、数行の金融機関の回答をまとめさせて頂いております。
2015~2017年の近年の2.3年間の傾向を前提に、全ての内容の回答となっております。
愛知県の一部の地域の数行の金融機関からの回答ですので、
各々の地域により、回答にもバラつきがあります。
上記の内容が、将来、工場や倉庫を建設される建築主様の一助となれば幸いです。