工場・倉庫がしておくべき水害・浸水対策9つ

工場・倉庫がしておくべき水害・浸水対策9つ

この記事では次のことをまとめています。

  • 企業がすべき水害・浸水対策
  • 工場・倉庫が浸水した際にすべき対応
  • 水害・浸水対策をすべき理由

工場や倉庫が水害対策をするときに知っておきたい全てのことをまとめました。

工場・倉庫がしておくべき水害・浸水対策9つ

この章では企業がすべき水害対策の方法をご紹介しています。

1 土のう袋を用意する
2 吸水性の高い掃除道具を用意する
3 止水パネルを設置する
4 ハザードマップの確認
5 床に物を置かない
6 水害発生時の訓練を行う
7 排水設備の掃除
8 ガラスの補強
9 拠点を分散させる

 

土のう袋を用意する

土のう袋とは中に砂や土が入っている袋です。

これを建物の周りに置いておけば、洪水が発生した際に水をせき止め、建物内に入らないようにしてくれます。

単純な方法ですが効果があるので、いざというときにすぐに運べるところに置いておきたいですね。

他にも水に浸すだけで土のう袋と同じように使える製品など、様々な種類があるので、使いやすい物を選びましょう。

吸水性の高い掃除道具を用意する

建物内に水が入ったときには掃除をしなければいけません。

このとき、水の量によっては普通のモップやワイパーではあまり役に立たない可能性があります。

そこで、吸水性の高い道具を用意しておくと安心です。

例えば、スポンジローラーや水をよく吸うモップがあると便利でしょう。

あなたの企業ではこうした道具を準備していますか?

止水パネルを設置する

止水パネルとはその名の通り、水をせき止めることを目的としたパネルです。

建物の周りに配置しておくことで、水害発生時に水の侵入を防ぎます。

高さがあるものならあらゆる水害から建物を守れますし、水だけでなく重くて大きい漂流物も止めることができます。

簡単に設置できるものも多いので、ぜひ検討してみましょう。

ハザードマップの確認

会社がある場所が水害が起こりやすい場所かどうかを知っておくことも大事です。

自治体が発行しているハザードマップではどこが特に災害の危険性が高いのかを一目で知ることができます。

もし、危険性が高い場所であればできるだけ早く対策を始めた方がいいでしょう。

もちろん、あまり危険がない場所でも、いつどのような水害が発生するかは分からないので、最低限の備えはしておきましょう。

床に物を置かない

万一、建物内に水が侵入しても被害を最小限で済ませるためにはできるだけ床の上に物を置かないようにしましょう。

例えば、製品はパレットや棚に置くようにしたり、設備は脚が付いているものを使用したりすれば、少しの高さの水なら耐えることができます。

水害発生時の訓練を行う

災害の発生時は初動が重要です。

対応が早く、適切であれば被害を小さくできます。

そのためには日頃から災害が発生したときの対応を訓練しておくのが効果的です。

特に、土のう袋や止水パネルなど、水害時しか使わない道具は事前に使い方を学んでおくことで、いざというときにスムーズに対処できます。

ぜひ定期的に訓練を行いましょう。

排水設備の掃除

排水溝や雨樋などの排水設備には大雨が降ったときに水をスムーズに流す役割があります。

もし、ここにゴミや物が詰まっていると災害時に上手く水が流れず、被害が大きくなってしまいます。

そこで、こうした排水設備は日頃から掃除をして水が流れるようにしておきましょう。

 

ガラスの補強

水が勢いよく流れたり、水とともに漂流物が流れてきたりすると、会社のガラスが割れてしまう恐れがあります。

割れるとそこから水がどんどん入ってきて、建物内は水だらけになるでしょう。

こうした事態を防ぐためには、ガラスを補強しておきましょう。

フィルムやシートを貼ったり、シャッターを設置したりと様々な方法がありますよ。

拠点を分散させる

会社の拠点を1カ所に集中させている場合、そこが水没するとダメージが大きく、社内全体の業務が止まってしまう可能性があります。

こうしたリスクを避けるには拠点を分散するという方法があります。

1つの建物が災害に遭っても他の拠点がカバーすることで、仕事へのダメージを最小限にできます。

工場・倉庫が浸水した際にすべき対応4つ

この章では工場や倉庫が浸水したときにすべき対応をご紹介します。

1 状況を確認する
2 従業員を避難させる
3 重要書類・装置を安全な場所に置く
4 床に置いている物を退ける

状況を確認する

洪水や高潮などが発生したとき、まずは状況を確認しましょう。

いつ事態が収まりそうか、もっと被害が大きくなる可能性があるのかといったことが分かると、その時々で適切な判断ができます。

緊急時にはどのようにして情報を収集するのか決めておくといざというときに慌てなくて済みますよ。

従業員を避難させる

状況を確認し、危険が差し迫っていると分かったときにはすぐに避難することで従業員の命を守ることができます。

警報や氾濫危険情報など、高いレベルの気象情報が出たときには既に避難するには遅い場合もあるので、早めに決断することが大切です。

従業員は工場や倉庫の大事な資本だからこそ、安全第一で行動しましょう。

重要書類・装置を安全な場所に置く

水が建物内に侵入する可能性が高いとき、危険が差し迫っていなければ会社にとって重要なものを安全なところに移動させましょう。

例えば、機密情報が入っているパソコンは水没すると取り返しがつきません。

また、フォークリフトなど、故障すると影響が大きく、再度購入すると高額になるものも退けておきたいですね。

優先度が高いものから移動させて、効率よく対処しましょう。

いざというときに動かすものを事前にまとめておけばよりスムーズに行動できます。

床に置いている物を退ける

重要なものを安全な場所に移動させたら、他の床に置かれているものも退けていきましょう。

台車や使っていないパレットなど、それほど重要度が高くないものでも、水に濡れたら泥やゴミが付くので掃除をしなければならず、元の状態に戻すのに時間がかかります。

少しでも被害を小さくできるように動きましょう。

工場・倉庫が水害・浸水対策をすべき理由6つ

この章では工場や倉庫が浸水や水害の対策をしておくべき理由をまとめました。

1 台風が多いから
2 異常な量の雨が降ることがあるから
3 従業員の安全を確保するため
4 製品へのダメージを防ぐ
5 製品へのダメージを防ぐ
6 製品へのダメージを防ぐ

台風が多いから

日本は台風が通過しやすい国で、毎年夏〜秋頃に台風が来ては被害をもたらしています。

よく台風が通過する地域以外でも、台風によって被害が出る可能性は大いにあります。

台風は水害はもちろんのこと、風による建物の破損などの被害も出るので、日頃からしっかり備えをしておくべきです。

工場・倉庫がすべき台風対策11選|夏〜秋のシーズンに備えよう

異常な量の雨が降ることがあるから

台風のシーズ以外でも異常な量の雨が降ることがあります。

過去には降雨により街全体が水没した例があります。

また、熱海地方で大規模な土砂崩れが発生し、大きな被害が出たことを覚えている方も多いのではないでしょうか。

こうした災害もいつどこで起きるか想像がつきません。

台風ならある程度時期や勢力の強さを予測することができますが、一方で、こうした異常気象は前もって被害を予測することが難しいです。

突然、予想外の災害が発生しても冷静に対処できるよう、普段から対策をしておきましょう。

従業員の安全を確保するため

企業が災害対策をしておくべき大きな理由はやはり従業員の安全を守るためでしょう。

災害対策が不十分であれば、社内で大きな被害が出る恐れがあります。

貴重な人材を失えば災害後の経営に影響が出るというリスクもあります。

大事な従業員を守るためには企業側で対策をするのはもちろんのこと、訓練のような従業員を巻き込んだ対策も行いましょう。

製品へのダメージを防ぐ

工場や倉庫では様々な製品や原料を保管していますよね。

こうした物が水没するとロスになりますし、取引が止まってしまいます。

場合によっては取引先からの信用を失うことにもなるので、製品の安全は常に確保しておきましょう。

設備へのダメージを防ぐ

製品だけでなく、設備も水没するとダメージが大きいです。

水に濡れると故障の原因になりますし、故障しなかった場合でも機械の奥に泥が入っていればそれを除くのに手間がかかります。

特に工場は機械の重要性が高いので、設備を濡らさない対策に力を入れましょう。

操業停止を避ける

会社が水没し、被害が大きければしばらく操業を停止しなくてはいけなくなる可能性があります。

これでは取引先に迷惑をかけますし、売上も大きく下がってしまいます。

水害対策は費用がかかるものですが、水没した場合の被害に比べれば安く済みます。

ぜひ積極的に対策をしましょう。

水害・浸水対策をしっかり行って工場・倉庫を守ろう!

水害による被害をできるだけ小さくし、経営を安定させ、従業員の安全を確保するためにも、今回ご紹介した水害対策を災害が起こる前からしておきましょう。

1 土のう袋を用意する
2 吸水性の高い掃除道具を用意する
3 止水パネルを設置する
4 ハザードマップの確認
5 床に物を置かない
6 水害発生時の訓練を行う
7 排水設備の掃除
8 ガラスの補強
9 拠点を分散させる

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