この記事では次の内容をまとめています。
- 製造業がSNSで売上を上げる方法
- 製造業が活用すべきSNS
- 製造業がSNSでできること
製造業がSNSで発信する際に知っておきたいことを全てまとめました。
製造業がSNSを活用し売上に繋げる方法6つ
この章では製造業がSNSを使って売上に繋げる方法をまとめました。
1 | 目的を明確にする |
2 | ターゲットを明確にする |
3 | ターゲットに合ったSNSを選ぶ |
4 | ホームページへ飛ばす |
5 | 拡散機能を活用する |
6 | 広告を出す |
目的を明確にする
SNSを使う際は目的を明確にしましょう。
企業の認知拡大やリードの獲得など目的は企業によって様々でしょう。
目的を明確にすると発信内容の軸がブレず、目的を達成しやすくなります。
反対に、目的が曖昧で、思いつきで内容を投稿しているだけでは誰の心にも刺さらず、SNSを運用する意味がなくなります。
ターゲットを明確にする
ターゲットも明確にする必要があります。
なぜなら、ターゲットの年齢、性別、職業などによって発信の内容は変わるからです。
例えば、発注する工場を探している企業にアプローチしたいにも関わらず、投稿担当者の日常のつぶやきだけを投稿していたら、ターゲットの目には留まらないはずです。
一方で、製造の様子や製品の写真などをアップしていると、興味を持ってもらえるでしょう。
どんな人に発信を届けたいのか、具体的に考えましょう。
ターゲットに合ったSNSを選ぶ
発信するのにどのSNSを使うかは非常に重要です。
なぜなら、SNSは種類によってユーザーの層が違うので、SNS選びを間違えるとターゲットに発信が届かないからです。
SNSのユーザー層については後で詳しく説明するのでそちらを参考にしてください。
ホームページへ飛ばす
企業のSNS発信では最終的にホームページに飛ばすことが大切です。
特に、リードの獲得を目的としてSNSを使う場合はSNSを見て終わるのではなく、企業サイトを見て、さらに企業への興味を深めてもらうことで目的が達成されやすくなります。
プロフィールに企業サイトのURLを貼ったり、投稿の最後にサイトへの誘導文を入れたりして工夫しましょう。
拡散機能を活用する
SNSは投稿が拡散されやすく、フォロワー以外にも認知が広がりやすい性質があります。
そこで、拡散機能を活用しましょう。
例えば、商品をプレゼントするキャンペーンをする際に、ツイッターであればリツイート、Facebookならシェアをすることを応募条件とすれば多くの人に投稿が拡散されます。
広告を出す
SNSでは広告を出すこともできます。
もちろん費用はかかりますが、性別、年齢、地域など細かい条件を指定して広告を出せるので、ターゲットの目に留まりやすいというメリットがあります。
数百円など小さい額からでも出せるので、どのくらい効果があるか気軽に試すことができます。
製造業が集客に使えるSNS4つ
この章では製造業が活用すべきSNSをまとめています。
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3 | |
4 | YouTube |
メイン層は30~40代とユーザーの年齢層が比較的高いのが特徴のSNSです。
男性のユーザーも多く、ビジネスマンをターゲットにして運用するのに合っています。
投稿が「シェア」されると、シェアした人のフォロワーにも投稿が表示されて一気に拡散するので、シェアしたくなるような投稿を作りましょう。
画像が投稿のメインとなるSNSで、ユーザーは日本国内で3,300万人と言われています。
メインの層は20代で、女性の比率がわずかに多いです。
短い動画を投稿できる「リール」という機能を使って、製造風景や機械が動く様子などを投稿すれば、拡散されるチャンスがあります。
リールはインスタグラムの中でも特に拡散力がある機能です。
インスタグラムは投稿文でURLを載せられないため、プロフィール欄で企業サイトへのリンクを設置しておき、そちらに誘導するようにしましょう。
ユーザー数は4,500万人以上と言われており、メイン層は20代です。
投稿が拡散されやすいSNSの1つで、一気に拡散されることで、ある日突然企業の知名度が上がるということもあります。
その反面、良くない内容を呟けば一気に炎上するリスクもあるので気をつけなくてはいけません。
普通の発信よりもクスッと笑えるようなネタの方が拡散されやすいです。
YouTube
動画投稿サイトのYouTubeは6,500万人のユーザーが居ます。世代別では10〜30代が多いです。
製造業の場合、機械を使った製造過程をただアップするだけでも視聴してもらえるチャンスがあります。
こうした動画を「ついつい見てしまう」という人も少なくないようです。
YouTubeは視聴者数や視聴時間が増えると収益化することも可能です。
製造業がSNSを活用すべき理由4つ
この章では工場がSNSを活用すべき理由をまとめました。
1 | ホームページよりも目に触れる機会が多い |
2 | こちらから発信を届けられる |
3 | コミュニケーションをとれる |
4 | 営業の代わりになる |
ホームページよりも目に触れる機会が多い
企業サイトは企業のことを深く知るのには便利ですが、わざわざ見に来てくれる人は少ないです。
一方で、SNSは拡散されたり、おすすめに表示されたりすることでたまたま見つけてもらえる機会が多いです。
そのため、企業の認知を拡大したいときにはとても向いています。
こちらから発信を届けられる
SNSはフォローされると、こちらの投稿が相手のタイムラインに表示されるので、発信を届けられるというメリットがあります。
これもまた企業サイトではできないことですね。
コミュニケーションをとれる
SNSにはDMやコメントなど他のユーザーとコミュニケーションをとる機会があります。
DMやコメントに誠意を持って対応すると、相手からの印象が良くなり、発注に繋がったり、採用の応募が入ったりする可能性もあります。
顔の見えない相手とやり取りする時も、実際に目の前に居る時と同じように丁寧に対応しましょう。
営業の代わりになる
SNSは使い方次第で営業の役割を果たすことがあります。
例えば、工場で製造できるものや、実際に製造した製品の写真を載せたりすれば、それを求めている企業から声がかかることがあります。
さらに、普段の営業では周れない遠方の企業に会社の存在を知ってもらえることもあるでしょう。
基本的にSNSは無料で使えるものなので、上手く使いこなせばお金をかけずに新規顧客を獲得することもできます。
製造業がSNSでできること6つ
この章では製造業がSNSを通して実現できることをまとめました。
1 | 新規顧客獲得 |
2 | ブランディング |
3 | 企業の認知拡大 |
4 | 採用 |
5 | アフターサポート |
6 | 海外へのアピール |
新規顧客獲得
リードや新規顧客を獲得することができます。
SNSのユーザーは一般の人が多いのでBtoCの企業には特に向いています。
ただし、企業アカウントを運営している会社も多いのでBtoB企業でも見込み客に見つけてもらえるチャンスがあります。
顧客を獲得し、売上を繋げるためにはリードの目に留まるような投稿をしましょう。
ブランディング
SNSは企業ブランディングもできるツールです。
特に写真が投稿メのインとなるインスタグラムはブランディングに向いています。
例えば、おしゃれなデザインの製品ばかりをアップすることで、おしゃれなデザインを求めている個人や企業の目に留まりやすくなります。
SNSを通してブランディングしたい場合は、見た人にどんな印象を持って欲しいのかを明確に決めましょう。
企業の認知拡大
投稿が拡散されることで企業の認知を拡大することができます。
顧客や取引先を獲得するにはまず知ってもらうことから始めなければいけないので、まずは認知を拡大したい企業にはぴったりのツールです。
企業の存在を知ってもらえればその場では売上にならなくても、後に売上に繋がることもあります。
採用
採用をかけたいときにもSNSは便利です。
働いている社員の様子や社内の設備の写真などを載せていると、求職者が企業に対して前向きな印象を持ち、応募してくる可能性があります。
就活や転職活動では希望業種であってもどんな企業なのかイメージできないため応募を避けるというケースもあるので、社内の様子は積極的に発信しましょう。
アフターサポート
製品を購入した顧客がSNSで製品について質問できるサービスを用意すると、サポートが充実していることをアピールできますし、フォロワーが増えるというメリットもあります。
海外へのアピール
日本語だけでなく外国語でも発信すると海外企業の目に留まることがあります。
海外進出を考えている、外国語を使える社員が居るという場合は海外に向けて発信することも考えてみましょう。
製造業がSNSで投稿すべき内容6つ
この章では製造業がSNSで発信すべき内容をまとめました。
1 | 製品紹介 |
2 | 社内の様子 |
3 | 製造風景 |
4 | 社員の声 |
5 | 展示会の参加情報 |
6 | キャンペーン |
製品紹介
工場で製造している製品の画像をアップしましょう。
それを求めている人の目に留まれば注文が入るかもしれません。
また、リードの獲得にも繋がります。
社内の様子
先ほども触れたように、社内の様子を投稿すると、どんな雰囲気の職場なのかがイメージしやすくなります。
SNSを通して採用活動をしたい企業は積極的に社内の様子を発信しましょう。
製造風景
機械がただ動いているだけの様子は社内の人間にとってはありふれた光景でも、社外の人からすると珍しく、興味深いものです。
そこで、製造の様子を撮影し、動画でSNSにアップしてみましょう。
思いがけず再生回数が伸びることもあり得ます。
社員の声
採用活動のためにSNSを使う場合は社員の声も発信しましょう。
実際に働いている人の率直な感想を載せると、応募しようか迷っている人の参考になるはずです。
展示会の参加情報
展示会などのイベントに参加する場合は投稿を通してお知らせしましょう。
企業のことが気になっている人を呼び込むことができます。
キャンペーン
SNSで商品のプレゼントキャンペーンをすると企業の認知が広がりやすくなります。
キャンペーン時はアカウントのフォローや拡散を応募条件にするなど、より多くの人にアカウントを認知してもらうための工夫をしましょう。
まとめ
製造業がユーザー数が多いSNSで発信すると、多くの人に企業の存在を知ってもらえて、さらにはリードの獲得に繋がることもあります。
無料で使えるツールだからこそ、上手く活用して売上に繋げましょう。
1 | 目的を明確にする |
2 | ターゲットを明確にする |
3 | ターゲットに合ったSNSを選ぶ |
4 | ホームページへ飛ばす |
5 | 拡散機能を活用する |
6 | 広告を出す |