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工場で働く人の作業効率を下げないためにすべき花粉症対策12選

工場で働く人の作業効率を下げないためにすべき花粉症対策12選
この記事では次の内容をまとめています。

  • 工場がすべき花粉症対策
  • 工場が花粉症対策をすべき理由

毎年、花粉症の季節になると症状が出る社員がいる企業が知っておくべきことを全てまとめました。

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目次

工場が従業員の作業効率を下げないためにすべき花粉症対策12選

この章では工場で働く人の作業効率を下げないために企業がすべき花粉症対策をご紹介します。

花粉対応の空気清浄機を設置する

効果的な方法の1つが花粉対応の空気清浄機を設置することです。

空気清浄機の中には花粉をキャッチできるフィルターが付いているものがあり、こういった製品を選ぶと建物内の花粉を減らせて、花粉症の人も快適に働くことができます。

製品によって対応できる部屋の広さが異なるので、工場の設計に合わせて適切なものを選びましょう。

また、空気清浄機を最大限活用するにはフィルターを定期的に洗い、稼働効率が高い状態を保つのがコツです。

加湿器をたく

加湿器も社内に花粉を飛ばさないために活用できます。

なぜなら、湿度が高いと花粉が床に落ち、空気中を飛ぶ花粉が減るからです。

ただし、加湿器は床に落とすだけで花粉を除去するわけではないので、空気清浄機と併用したり、こまめに掃除をしたりと、他の方法と併用することが大切です。

建物に入る前に服を脱ぐ

建物内の花粉を増やさないためには、そもそも外から持ち込まないことが大切です。

そこで、出勤する際には着てきた服を出来るだけ早い段階で脱いでもらい、付着した花粉が作業場に入らないようにしましょう。

カバンや傘などの荷物にも花粉は付着しているので、同様に扱いましょう。

こうした対策には花粉症を持たない社員の協力も必要です。対策の重要性を説明し、理解してもらいましょう。

衣服にローラーをする

外から花粉を持ち込まないためには着てきた服を脱いでもらうのが効果的ですが、そこまでの対策が難しいこともあるでしょう。

その場合、衣服にローラーをかけるという方法があります。

粘着ローラーは服にひっついて、花粉や埃を取ってくれて、社内に持ち込まれる花粉の量を減らすことができます。

工場によっては異物混入対策として作業前に服にローラーをかけるように指示しているところも多く、この方法なら自然に取り入れることができるでしょう。

ローラーは粘着力を最大にするため、一度かけるごとにテープを剥がして捨てるようにしましょう。

粘着マットを敷く

花粉は靴の底にもついており、外履のまま社内に入るとそこから花粉が持ち込まれます。

靴の底についた花粉を取り除くには粘着マットを活用しましょう。

粘着マットは踏むと靴がくっつくもので、普通は靴の底の汚れなどを取る目的で使われますが、花粉症対策も期待できます。

粘着マットを活用するには常に靴の裏がくっつく粘着力を保つのがポイントです。

粘着力がなくなってきたら、シートを1枚剥がしたり、新しいものと交換したりしましょう。

作業前に手洗いをする

服や靴だけでなく、肌にも花粉はついています。

特に手は目や鼻を触ることで痒くなったり、鼻水がでたりと症状が出る原因となります。

そこで、作業前や外から帰ってきたときなど、こまめに手洗いをするように呼びかけましょう。

手洗いを頻繁にすると時間が勿体無いと感じる方もいるかもしれませんが、食品工場なら衛生的にメリットがあります。

また、他の業種の工場でも、製品に汚れがつくのを防げるなど良い面があります。

ドアや窓は原則として閉める

工場のドアや窓は出来るだけ閉めておくことで花粉の侵入を防げます。

ただし、場合によっては定期的に換気する方が望ましいこともあるでしょう。

その際は花粉が飛ぶピークを避けて開けるようにしましょう。

花粉のピークは1日2回あると言われており、1回目は12時頃、2回目は夕方18時頃です。

そこで、朝や花粉の量が一旦落ち着く15時などに換気をしてみてはいかがでしょうか。

花粉対策になるカーテンをつける

花粉をキャッチするカーテンをつけると外からの侵入を防ぐことができます。

このカーテンをつけていれば換気をしても影響を小さくできるでしょう。

このタイプのカーテンは花粉をキャッチした後、布についたままなので、定期的に洗濯をして綺麗にしましょう。

洗っても効果は落ちないので繰り返し使うことができます。

エアコンをこまめに掃除する

エアコンにより室内の空気が循環すると、フィルターやエアコンの内部に花粉が侵入します。

すると、エアコンを稼働したときに花粉が空気中に飛ばされます。

これではいろいろな対策をしていてもあまり意味がありません。

そこで、エアコンのフィルターや内部は定期的に掃除しましょう。

掃除をすれば暖房や冷房の効きが良くなり、電気代を削減できるメリットもありますよ。

掃除をこまめに行う

建物全体の掃除もこまめに行いましょう。

建物内には知らず知らずのうちに花粉が持ち込まれており、どんどん室内の花粉の量は増えていきます。

清掃のポイントは拭き掃除です。水に浸したモップやふきんで床や備品を拭くと花粉を取り除くことができます。

花粉シーズン中は清掃を特にこまめに行うことを意識してみてください。

花粉症手当を導入する

最近では福利厚生の一環として花粉症手当を導入する企業が出てきています。

例えば、花粉症の改善のための通院にかかった費用を負担したり、マスクやメガネなどの花粉症対策グッズの購入費用を支給したりと様々なやり方があります。

花粉症手当を導入すれば、「花粉症の辛さを会社が理解してくれている」と従業員は企業に対して良い印象を持つでしょう。

また、会社にとっても対策をしてもらうことで作業員の業務効率を落とさずに済むというメリットがあります。

テレワークを推進する

花粉シーズン中にテレワークを推進する動きもあります。

外出しなければ花粉の影響を受けにくくなるからです。

在宅でも問題なく仕事ができる部署にはこうした対策も導入してみましょう。

働き方の多様性が出て、働きやすい職場環境になる効果もありますよ。

工場が花粉症対策をすべき理由4つ

この章では工場が花粉症対策をすべき理由をまとめました。

1 症状により作業効率が落ちるから
2 年中飛散しているから
3 取引先への対応に影響を与えるから
4 異物混入対策にもなるから

症状により作業効率が落ちるから

花粉症によって従業員は作業効率が下がってしまいます。

なぜかというと、花粉症の症状がひどい人は鼻づまりによって呼吸がしにくくなって頭がボーッとしたり、熱っぽくなってしんどかったりと通常とは違う状態になってしまうからです。

社内に花粉症の人が多ければ企業全体の業務効率がかなり下がってしまいます。

だからこそ、花粉症が社内に持ち込まれないための対策をしたり、花粉症対策をしやすい環境を作ったりと、対応が求められます。

年中飛散しているから

花粉シーズンといえば春や秋を思い浮かべる方も多いと思います。

しかし、花粉は年中飛散しており、ピークの時期以外でも症状に苦しめられる人がいます。

つまり、年中、花粉症によって業務効率が落ちるリスクがあるということです。

きちんと対策をしておけば花粉による業績への影響を減らすことができますよ。

取引先への対応に影響を与えるから

花粉は取引先からの印象にも影響を与えます。

例えば、花粉症の影響で仕方がないと分かっていても、鼻水を何度もかみながら対応していては、取引先は気が散ってしまいます。

社内の花粉症対策が出来ていれば、花粉症を持っている取引先の方に快適に過ごしていただけるというメリットもあります。

異物混入対策にもなるから

花粉症対策の中には異物混入対策にもなるものがあります。

例えば、着てきた服をすぐに脱ぐようにしたり、衣服にローラーを当てたりすると、埃やゴミを持ち込む確率が減ります。

花粉症がない人は会社での対策が必要なのか疑問に思うこともあるかもしれませんが、このように花粉症対策が他の面で役立つこともあるので、ぜひ前向きに検討してみましょう。

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まとめ

日本人で花粉症を持っている人はとても多いです。

花粉症の症状が出ると体がしんどくて業務効率を下げることもあります。

花粉症の社員が多ければ多いほど、この影響も大きくなります。

そこで、花粉症対策を徹底し、社員が快適に働ける環境を作りましょう。

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