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工場建設でトラブルが回避できる6ポイント

工場を建設するためには、必要とされることはいくつかあります。
ただ必要とされることと言っても、物質的なこともあれば、緻密な計画と人材など細く確認していけばキリがありません。

けれど、工場建設に関わる人、企業と全ての人が共通して思っていることは「トラブルを回避したい」ということ。

トラブルもいろいろありますが、事故なく予定通りに進めることを誰もが願っているのです。できれば、天候にも左右はされたくないですね。

そこで今回は「工場建設において、トラブルが回避できるポイント」をご紹介します。

大事な部分は、やはり基礎となる部分です。工場建設において土台となる部分をしっかり抑えて、トラブルを回避するポイントを押さえていきましょう。

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目次

工場建設で最も大切なこと

工場建設において最も大切なことは、建材の確保や資金調達などではありません。もちろん、これらも大切なのですが、それ以上に大切なことは「関わる全員が建設する思いを共有して、安全第一で相手を思いやること」です。

全員が工場を建設する意義、建設する目的などを知っている

ただ、仕事をもらったから現場に来ました。
もし、こんな作業員がいたら、その現場は上手くいきません。プロとして現場の仕事を請け負う、もしくは現場を指揮するという立場なら、工場建設の意義を知ることが大切です。

知らないままにしていたら、現場で話は噛み合いませんし。周りの士気を下げることとなります。

安全第一

現場に入る作業員、工場建設を統括するスタッフ、どんな立場であっても安全第一を心に刻まなくてはいけません。

慣れや油断は、必ず事故の原因となります。どんなに経験があり実績を積んでいたとしても、常に新しい気持ちで緊張感を持ち続けることが大切です。

相手を思いやる

さまざまな場面で、焦りや不安から相手に暴言を吐いたり、自分本位な考え方になってしまうことがあります。お互いに真剣に作業をしているから、相手にキツくなってしまうことはありえることです。

しかし、そうした行動の後には、やはり気まずくなり居心地の悪い現場となってしまいます。
誰もが、そんな現場で働きたくはありませんし、何より当事者にもなりたくはありません。

相手の立場になって、お互いに助け合える現場には、やはり安全性の高い現場になります。自分たちの現場は、自分たちで自分たちで良くしていく意識を持つことが、相手を思いやるということです。

工場建設のトラブル回避ポイント

トラブルを回避するためには、意外と簡単なところに隠れています。
誰もが知っていることではありますが、改めて確認していきましょう。

工場を建設する目的を知る、理解する

工場の建設については、いきなり建設現場から始まることはありません。
工場を必要とする企業の会議室から始まります。

ここで最初に発表されることは、工場を建設する目的です。

・建設する目的
・建設する必要性
・企業の思い

このように建設に関する情報の前に、工場を建設する目的について話がされます。
ここは、しっかり聞いて、きちんと理解しておく必要があります。

なぜなら、これがトラブル回避の一歩となるからです。
設計から現場に入る前、入った後も、意外と思い通りにいかないことがあります。もちろん、修正が入ることも考えられるので、意見が食い違うこともあり得ることです。

そんな時に、役に立つのは上記の3つです。迷ったときに誰の意見を採用するかといえば、この3つに沿った意見を採用することになります。

より理解をしていれば、新しいアイディアにも意見ができますし、変更に際しても柔軟に対応することができます。

全体のスケジュールを知る

工場を建設する目的が理解できたら、いよいよ全体のスケジューについて決めていきます。

・工程計画
・予算計画

この二つの計画が、工場建設のプロジェクトの柱となります。組織のように役割を決め、人員や機材、建材の確保などをリサーチして理想から現実へと変わっていきます。

工場の稼働に向けて、十分な期間は用意されています。
しかし、建設地の天候や地形など条件次第では上手く進まないことも考えられます。さらにはインフラの状況についても、しっかり把握しておきたいです。都心から離れたエリアであれば、電力や水道など十分に確保すること、また稼働後にも問題はないのかは事前リサーチしておきましょう。

実施設計を整える

さらに、基礎となる計画を立てていきます。

まずは、建物の設計に向けての計画です。

・配置計画・・・動線、保管、緑地など工場全体の配置
・平面計画・・・機械、作業それぞれの設置から動線
・立面計画・・・工場(建物)のイメージ
・断面計画・・・設置する機械の確認

イメージを形にしていくことで、見えてくる問題点があります。設計前に改善をしておくことでトラブルは減ります。

工場として問題なのは、導入する機械の大きさや重さです。建物内に収まるのか、また床や基礎が耐えられるのか。こうした問題点は事前に解決したいこと。規模が大きくなるにつれて台数も増えるので、さまざまな角度から検証したことです。

最近では、敷地内に決められた緑地を整備することが建設条件にも挙げられます。自然環境問題、従業員のストレスフリーなど配置する場所にも気を使います。

インフレと法律

建設後に工場として稼働ができるように、インフレの整備は必要です。
建設中にも必要なことなので、どのように整備するのかを計画したいです。

また、建築基準法をはじめとする法律についても、しっかり理解しておきましょう。性能にこだわりたいのに、法令違反をしていては工場の建設として許可がおりません。

業者選び

企業側で工場建設までの計画が整ったら、次は建設や発注などを任せられる業者を選びます。
入札という形で選ばれることがほとんどなので、チャンスは平等にあります。

しかし、工場の建設となれば、信頼できる業者を選びたいのが本音。これまで住宅しか建設したことがないと言われると、プロではあっても頼りないと感じてしまいます。

また、調子のいいことばかりで中身が伴わないという場合もあります。
周りの評判や、会社の状態など、総合的に判断ができるようにしてください。

建設中のトラブル回避ポイント

建設中に最も注意するべきことは、人への配慮です。

建設現場の近隣への配慮や、職人や管理者の働きやすさ、こうした点は一番注意したいところです。

近隣への挨拶や理解は、建設工事が始まる前に繰り返し行われますが、これで終わりではありません。
始まる前に聞いた話と始まってから見て知った話など、聞くだけでは分からなかったことに遭遇します。

これらは、時間をかけて理解してもらうしかありませんから、諦めないこと。

働きやすさは、今、最も配慮するべきポイントでもあります。休日の取り方、打ち合わせなど、現場優先だったことが働く従業員優先になったことを忘れないようにしてください。

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まとめ

工場建設におけるトラブル回避ポイントについてご紹介しました。

現場におけるトラブルは、事前の打ち合わせや計画で大幅に回避することができます。
そして、それぞれの立場できちんと役割を果たすこと。言った言わないなど小さなことでもきちんと解決する、お互いを思いやるということが、安全で働きやすい現場になっていきます。

そして、近隣への理解は、繰り返し行うこと。建設が完了したのに、稼働できないという人的理由は避けたいところです。

建設以上に人への配慮を忘れないようにしましょう。

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