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システム建築で住宅を建てられる?メリット・デメリットをご紹介

システム建築で住宅を建てられる?メリット・デメリットをご紹介

この記事では次の内容をまとめています。

・システム建築で住宅を建てられる?

・システム建築で住宅を建てるメリット

・システム建築で住宅を建てるデメリット

住宅を建てたいけれど、どの工法で建てればいいか分からないという方が知っておくべきことを全てまとめました。

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目次

システム建築で住宅を建てられる?

システム建築とは建物の工法の1つ。

建築部材を標準化、建設プロセスをシステム化しているのが特徴です。

大空間の建物が得意で、工場や倉庫を建設する際によく使われます。

そのほかにも事務所、店舗、運動施設といった商業用の建物の建設にも採用されます。

システム建築では一軒家、アパート、寮、宿舎といった住宅の建設も可能ですが、事例は商業用の建物に比べると少なめです。

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システム建築で住宅を建てるメリット6

この章ではシステム建築で住宅を建てるメリットをご紹介します。

①建築コストを抑えられる
②耐久性や耐震性が高い
③断熱性や水密性が高い
④品質が安定している
⑤工事中の近隣への影響が少ない
⑥増改築が可能

建築コストを抑えられる

システム建築の大きなメリットが建設費を抑えられること。

在来工法と比べると2〜4割程度削減できると言われています。

家は人生の大きな買い物。

それだけに費用は大きな額になります。

システム建築を選べば住宅建設にかかる費用を節約できますよ。

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耐久性や耐震性が高い

安く、システム化された工法と聞くと安全性に問題がないか不安になる方もいるかもしれません。

しかし、システム建築で建てられた建物は耐久性や耐震性が高く、安心して使えます。

耐久性を確保した上で構造を最適化しているためです。

ちなみに、システム建築は部材点数が少なく、建物全体の重量が軽くなっているため、その分、地震の揺れは少なくて済みます。

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断熱性や水密性が高い

システム建築は耐久性や耐震性以外も優秀。

外壁や屋根のパーツの選び方次第で断熱性や水密性が高い建物の建設も可能です。

システム建築では屋根システムや外壁システムがメーカーごとに用意されており、屋根や外壁の材質をニーズに応じて選ぶことができます。

例えば、断熱性が高い建物にしたい場合、断熱性が高い屋根材を選ぶことで、外気の影響を受けにくい建物になります。

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品質が安定している

家を建てるなら、品質が高く、安全な建物にしたいですよね。

システム建築の部材は工場で生産されるため品質が均一。

また、建設プロセスは徹底的にシステム化されているため、職人の技術に左右されることなく、安定した品質の住宅を提供できます。

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工事中の近隣への影響が少ない

システム建築は工事の期間が短いです。

そのため、工事中の騒音や振動による影響を減らすことができます。

特に住宅が密集している地域で家を建てる場合には大きなメリットになります。

ちなみに、工期が短い理由には

  • 部材を工場で生産する
  • 建設は事前に決まったプロセスに沿って行われる
  • 現場での作業が最低限にされている

このようなものがあります。

システム建築はご近所さんとの関係を円滑にするのにも役立ちます。

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増改築が可能

システム建築で建てた建物は増築が可能です。

そのため、今後、家族構成が変わり、違う間取りの家が必要になっても対応することができます。

また、「高齢になったのでバリアフリーの家にリフォームしたい」など、ライフスタイルの変化に沿って改修をすることも可能です。

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システム建築で住宅を建てるデメリット5つ

この章ではシステム建築で住宅を建設するデメリットをご紹介します。

①シンプルな見た目になる
②内装やレイアウトに制限がある
③階数に制限がある
④コストメリットが少ない
⑤システム建築による住宅建設の例が少ない

シンプルな見た目になる

システム建築にはデザイン性があまり高くないというデメリットがあります。

工場や倉庫なら、外観がシンプルなのはよくあることなので、あまり問題になりません。

しかし、夢のマイホームを建てるならデザインには徹底的にこだわりたいという方もいるでしょう。

そんな方にはシステム建築のデザイン性では満足できないかもしれません。

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内装やレイアウトに制限がある

部材や構造が規格化されているため、システム建築は内装やレイアウトの面でも制限があり、細かい設計には対応しきれない場合があります。

ただし、システム建築にはオーダーメイド型の商品もあり、これなら要望によっては対応できる可能性も。

しかし、オーダーメイド型のシステム建築は柔軟性の高い設計が可能な分、メリットが小さくなることもあるので注意が必要です。

階数に制限がある

システム建築は基本的に平屋の建物を得意としています。

そのため、2階建てや3階建てには対応できないことも。

何階建てまで対応できるかはシステム建築メーカーによって異なります。

弊社で採用している横河システム建築の「yess建築」では2階建てまで対応できます。

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コストメリットが少ない

先ほど、システム建築の様々なメリットをご紹介しました。

ここで1つ注意点があります。

それは建物の規模が大きいほど、これらのメリットも大きくなりやすいということ。

ちなみに、システム建築では120mの長さの建物を建てることも可能です。

住宅のような大きさの場合、コストメリットは大規模な建物ほど大きくないこともあります。

システム建築による住宅建設の例が少ない

冒頭でもご説明した通り、システム建築は工場や倉庫といった商業用の建物の建設で使われるのが基本で、システム建築で住宅が建てられた例は多くありません。

そのため、情報収集をしても良い情報が集まらず、建設のイメージはあまり湧かないでしょう。

また、建設会社がシステム建築による住宅建設のノウハウをあまり持っていないのもデメリットです。

システム建築で住宅を建てるのに向いているケース4つ

この章ではシステム建築での住宅建設が向いているケースをご紹介します。

①外観やレイアウトにこだわりがない
②とにかく建設費を抑えたい
③早く家を建てたい
④平屋か2階建てを希望

外観やレイアウトにこだわりがない

システム建築は見た目や造りにそれほどこだわりがない場合に向いています。

ちなみに、一部だけでもデザインにこだわりたいという場合、その部分だけを在来工法で造るという方法もあります。

とにかく建設費を抑えたい

システム建築のメリットはなんと言っても建設費が安く抑えられること。

そのため、コストの安さが第一優先という方にもシステム建築は向いています。

早く家を建てたい

なるべく早く新しい家が欲しいという場合も、工期が短いシステム建築がぴったりです。

ただし、早いと言っても建設には打ち合わせや土地の調査など工事以外のプロセスも多く、やはりある程度は時間が必要なので、出来るだけ早く建設会社に相談するのがおすすめです。

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平屋か2階建てを希望

建設できる階数はメーカーによって異なりますが、大抵の場合、平屋と2階建てに対応しています。

そのため、2階建てまでならシステム建築でも建てられる可能性が高いです。

住宅建設でよく選ばれる在来工法の特徴4つ

この章では在来工法の特徴をご紹介します。

①完全オーダーメイドで柔軟性が高い
②建設コストが高い
③職人の腕に品質が左右される
④在来工法に対応している建設会社が多い

完全オーダーメイドで柔軟性が高い

在来工法では完全オーダーメイドの住宅建設が可能です。

そのため、見た目のデザインやレイアウトなど、細かいニーズを叶えることができます。

マイホーム建設には徹底的にこだわりたい方には在来工法が向いています。

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建設コストが高い

在来工法はシステム建築と比べると建設コストは高くなります。

理由は次のとおりです。

  • 設計に時間がかかる
  • 家ごとに設計が異なるため、部材が1から作られる
  • 現場作業が多く、工期が長い
  • 熟練の大工の人件費
  • 建設資材にこだわることで材料費が高くなる

職人の腕に品質が左右される

在来工法はシステム建築のように建設プロセスがシステム化されておらず、一軒一軒造り方が異なります。

そのため、建物の品質が職人の腕に左右されるという特徴があります。

建設を依頼する際には腕の良い職人を見極める必要があります。

在来工法に対応している建設会社が多い

在来工法は日本で昔から行われてきた建設方法。

そのため、在来工法に対応している建設会社は多く、複数の会社を比較・検討してベストな会社を見つけやすいです。

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まとめ

システム建築では住宅の建設も可能で、一般の住宅、アパート、寮などを建てた例があります。

ただし、システム建築は工場、倉庫、事務所といった商業用の建物で選ばれることが圧倒的に多いです。

そのため、システム建築で住宅を建てたい場合は、まずは建設会社に対応可能かどうかを確認しましょう。

丸ヨ建設は、強い工場・倉庫を建設することで日本へ貢献できると考えています。
そのために、工場・倉庫に関する情報を発信し、少しでも知識を得てもらい、後悔がない工場・倉庫建築に役立てていただければ情報を発信しています。

これまでに蓄積したオウンドメディアやコンテンツに関する知見をご提供するサービスも用意しています。必ずしも仕事が発生しなくても、建築に関するご相談やお悩みをご相談ください。

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この記事を書いた人

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その中で得た工場・倉庫建設に役立つ情報を定期的に記載しています。

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