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システム建築での建設の流れ9ステップ

システム建築での建設の流れ9ステップ

この記事では次の内容をまとめています。

  • システム建築による建設の流れ
  • 施工業者選びで失敗しないポイント

システム建設で工場や倉庫を建設しようと考えている方が知っておくべきことを全てまとめました。

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目次

システム建築による建設の流れ9ステップ

この記事ではシステム建築で建物を建てるときの流れを順番にご紹介します。

1 ヒアリング
2 現地の確認
3 設計
4 地盤調査
5 部材の生産
6 組み立て
7 検査
8 竣工
9 アフターメンテナンス

ヒアリング

まずは建設について打ち合わせを行います。

どんな建物にしたいのか、建物を通してどのようなビジョンを描いているかといったことを建築会社に伝えましょう。

システム建築はあらゆる部分がシステム化されていて、細かい部分は違っても大体は同じような仕上がりになるため、カタログを見ることで具体的に建物のイメージがつきます。

不安なことや疑問点がある場合は遠慮なく聞くことで安心して建設を進められます。

現地の確認

建設予定地で次のような項目を確認します。

  • 土地の形状
  • 道路状況
  • 公共サービス(電気、ガス、水道)の有無

こうした情報が建設計画を立てる際に参考になります。

土地がまだ決まっていないという場合は、土地探しも対応できる建設会社を探しましょう。

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設計

専用のシステムを使って要望を反映させながら設計を行います。

システム建築では設計もシステム化されているため、早く設計が進みます。

また、変更点があればすぐに修正できるのもメリットです。

システム建築には様々な商品があり、実物を見学する機会をもらえることもあります。

実物を見れば、よりイメージが湧きやすくなります。

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地盤調査

建物を建てる地盤を調査します。

調査の結果次第で地盤改良工事が行われることもあります。

テント倉庫のようなシンプルな造りの工法と比べるとシステム建築は全体の重さが重く、地盤の改良が必要になる可能性が高くなります。

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部材の生産

建設に必要な部材の生産が行われます。

部材についてもシステム化されていて、工場で生産されるため、品質が一定なのがメリットです。

また、生産にかかる時間も短縮できます。

コンピューターによってすぐに部材の種類や数の指示を出せるため、設計や基礎工事と並行して行われることもあり、すぐに施工に取りかかれます。

組み立て

部材が出来上がったら組み立てを行います。

工場である程度組み立てられることもあり、現場での作業は最低限で済みます。

そのため、システム建築は仕上がりが職人の腕に左右されにくいと言われています。

施工のプロセスも流れが決まっているため、スピーディーに進みます。

これがシステム建築が短納期と高品質を両立できる理由です。

工事は

  • 基礎工事
  • 外壁工事
  • 屋根工事
  • 土間工事
  • 設備工事
  • 内装工事
  • 外構工事

と様々な段階があります。

検査

建物が完成したら検査を行います。弊社では

  • 社内検査
  • 設計士検査
  • お客様検査

の3つの検査を行います。

もしも問題があった場合は手直しをし、さらに検査を行います。

竣工

検査が終わり、問題がなければ引き渡しが行われ、建物を稼働させることができます。

アフターメンテナンス

引き渡し後、定期的にメンテナンスを行う企業もあります。

例えば、弊社は3ヶ月、6ヶ月、1年の3回に渡って無償で点検を行います。

建物の部材は暑い日が続くと伸び、寒い日は縮むこともあり、その影響で割れることがあります。

新築の建物でも、いざ稼働し始めるとこのような問題が生じることがあります。

だからこそ、定期的に点検を行い、必要があればメンテナンスする必要があるのです。

契約前に点検はしてもらえるのか、無償と有償のどちらかといったことを確認しましょう。

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システム建築の施工業者選びで失敗しないポイント9つ

この章ではシステム建築の施工業者を選ぶときに見るべきポイントをまとめました。

1 どんな建物にしたいか明確にする
2 採用しているシステム建築メーカーを知る
3 打ち合わせで担当者との相性を見る
4 施工実績を確認する
5 同じ業種の建物を建てたことがある会社に依頼する
6 複数の会社から見積もりをとる
7 安さだけで決めない
8 口コミを見る
9 紹介だけで決めな

どんな建物にしたいか明確にする

新しく建物を建設するときはどんな建物にしたいかを明確にしておきましょう。

なぜなら、要望次第で選ぶべき業者もシステム建築の種類も変わるからです。

例えば、大きな機械をたくさん置くことを考えている場合、柱がない大空間や天井の高い空間が必要です。

そのため、こうした空間を作れる建設会社を探す必要があります。

建設会社探しを始める前に、どのような工場・倉庫にしたいのかを社内で話し合い、打ち合わせの際に業者に伝えましょう。

採用しているシステム建築メーカーを知る

システム建築はどれも同じというわけではなく、メーカーによって商品の内容や特徴が異なります。

そのため、建設会社選びをする際はどのシステム建築メーカーを採用しているのかも確認しましょう。

打ち合わせで担当者との相性を見る

システム建築で建物を建てる際は担当者との相性も大切です。

建物の完成度にはあまり関係しないのではと思うかもしれませんが、やはり会社と取引する際には「人」は重要なポイントです。

特に、システム建築での工場や倉庫の建設は数ヶ月はかかるため、担当者とは長くやり取りすることになります。

そのため、相性が悪い担当者では連絡を取るのが苦痛になってしまいます。

打ち合わせの際に担当者をよく見て、信頼できる人間か、人として好きかといった点を確かめましょう。

施工実績を確認する

建設会社を選ぶ際は必ず施工実績を確認しましょう。

施工実績が豊富な企業は建築ノウハウが培われているはずですし、お客様から信頼されている可能性が高く、安心して依頼できます。

また、実際に建てた建物の写真を見ることで、どのようなデザインが可能なのかも分かります。

企業の公式サイトで施工実績を確認してみましょう。

同じ業種の建物を建てたことがある会社に依頼する

システム建築で工場や倉庫を建てたい方は、施工実績を確認する際に工場や倉庫の建設実績も確認しましょう。

なぜなら、建設した実績があるほうが、建てるときのポイントや、生産効率を高めるレイアウトの作り方などを理解していて、「安全に利用できる建物」以上の価値を得られるからです。

実際に、工場や倉庫をシステム建築で作れると語っているものの、施工実績はほとんどないという企業もあります。

工場や倉庫の建設実績が豊富な会社にお願いすれば、安心してプロジェクトを進められますよ。

複数の会社から見積もりをとる

建設会社を選ぶときは1社だけでなく複数の会社と話し合い、見積もりを出してもらいましょう。

様々な見積もりを見ることで相場感が分かるからです。

また、会社によってサポート内容やオプションが異なるため、どの会社が充実したサービスを提供しているのかも見えてきます。

複数の企業とやりとりをするのは大変ですが、得られるメリットは大きいです。

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安さだけで決めない

建設コストは誰もが気になるポイントです。

しかし、安易に見積もり金額が一番安いところを選ぶのはやめましょう。

なぜなら、あまりに安すぎると、建設会社がランクの低い下請け業者に発注して品質が下がるということが考えらえるからです。

また、最低限のサポート内容しかなく、満足のいく建設にならなかったり、結局、追加で費用がかかるということも考えられます。

そこで、サービス内容や建設実績など、様々な面をトータルで見た上で、納得できるところにお願いしましょう。

口コミを見る

口コミを読むと顧客の貴重な生の声を知ることができます。

特に、顔出ししている口コミは信頼性が高いです。

わざわざ口コミを書くということは業者との関係性が良い証拠で、自分も円滑に関係を築けることが期待できます。

公式サイトに口コミが載っていたらぜひ目を通しましょう。

紹介だけで決めない

建設会社を紹介で決めようと考えている方は要注意です。

なぜなら、いくら知り合いの紹介でも「安心」に直結するわけではないからです。

建設会社とトラブルが発生したとき、紹介した人が間に入って助けてくれるわけでも、責任をとってくれるわけでもありません。

紹介されたら選択肢の1つとし、ご自身でもしっかり会社のことを調べましょう。

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まとめ

システム建築での建設の流れは会社によって異なる部分もありますが、大まかには今回ご紹介したような流れで行われます。

工場や倉庫建設は長い期間がかかる大きなプロジェクトです。

どのプロセスも円滑に進められるよう、相性の良い建設会社を選びましょう。

1 ヒアリング
2 現地の確認
3 設計
4 地盤調査
5 部材の生産
6 組み立て
7 検査
8 竣工
9 アフターメンテナンス

丸ヨ建設は、強い工場・倉庫を建設することで日本へ貢献できると考えています。
そのために、工場・倉庫に関する情報を発信し、少しでも知識を得てもらい、後悔がない工場・倉庫建築に役立てていただければ情報を発信しています。

これまでに蓄積したオウンドメディアやコンテンツに関する知見をご提供するサービスも用意しています。必ずしも仕事が発生しなくても、建築に関するご相談やお悩みをご相談ください。

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この記事を書いた人

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