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工場・倉庫の屋上の有効活用方法7選

工場・倉庫の屋上の有効活用方法7選

この記事では次の内容をまとめています。

・工場や倉庫の屋上の活用方法

・屋上を活用するメリット

・屋上を活用するときの注意点

建物の屋上を活用したいと考えている工場・倉庫の経営者が知っておくべきことをまとめました。

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目次

工場・倉庫の屋上の活用方法7選

この章では工場や倉庫が屋上を有効活用できる方法をご紹介します。

①太陽光パネルを設置
②屋上緑化
③屋上看板
④屋上倉庫
⑤テラス
⑥レンタルスペース
⑦屋上駐車場

太陽光パネルを設置

太陽光パネルを設置し、太陽光発電を導入する方法です。

工場・倉庫の屋根は平らなことが多く、太陽光パネルを設置するには向いています。

企業が太陽光発電を取り入れるメリットは何と言っても電気代を削減できることです。

特に工場は常に機械を動かすため、月々の電気代が高いことが多く、メリットは大きいでしょう。

太陽光パネルを設置するなら、建設時に行うのが望ましいです。

パネルの重さに耐えられるように設計されるからです。

パネルは既存の建物にも設置できますが、構造によっては不可能な場合もあります。

ちなみに、併せて蓄電池システムを導入すれば、電力を貯めることができ、いつでも放電できるため、さらに電気代の節約になります。

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屋上緑化

屋上で植物を育てることです。

屋上緑化をするメリットはいくつもあります。

1つ目は断熱になることです。

陽が当たる屋上に植物が広がっていれば屋根が熱くなりにくく、建物内の気温も上がりにくくなります。

2つ目は屋根を紫外線から守れること。

緑がバリアとなって屋根が直接紫外線を浴びるのを防ぐことで劣化のスピードが遅くなります。

最後に、従業員が屋上で休憩するときに植物を見てリフレッシュできる効果もあります。

屋上緑化は自分達で行なっても良いですし、専門業者に依頼するという方法もあります。

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屋上看板

屋上に看板を設置する活用方法です。

自社の看板を設置すれば、企業の認知度を上げることに繋がります。

東西南北の4方向に設置すれば、どこからでも見えるようになります。

また、ライトアップできる仕様にしていれば、夜でも見えます。

立地や建物の高さによっては看板を設置しても見えにくく、宣伝効果が低くなってしまうこともあるので、設置する前に看板を立てることで効果が本当に出るかよく検討する必要があります。

屋上看板は常に紫外線や風雨に晒されるので、メンテナンスを定期的に行い、安全性に問題がないかを確認する必要があります。

屋上倉庫

プレハブを置いて倉庫として使えば、新しく建物を建てなくても保管スペースを広げることができます。

資材置き場にしたり、使う頻度は低いものの必要な物を保管したりと、活用方法は様々です。

このとき、注意したい点がいくつかあります。

まず、法律によって定められた高さ制限を超えないようにしなくてはいけません。

また、強風が吹いて飛んで落下しないようにしっかり固定する必要があります。

既存の建物に屋上倉庫を設置する場合は資材の搬入に手間やコストがかかってしまうのもデメリットです。

屋上倉庫はできるだけ安く保管スペースを広げたい企業におすすめの活用方法です。

テラス

屋上をおしゃれなテラスにして、従業員がリフレッシュできる空間にする方法です。

ベンチを置いたり、おしゃれな植物を飾ったりすることで、休憩時間に快適にくつろげます。

こうしたスペースがあると、採用活動の際にアピールポイントになります。

特に工場や倉庫の業種では目立つでしょう。

ただし、屋上テラスは夏や冬では使いにくく、快適に過ごせる期間が限られるのがデメリットです。

また、設備を綺麗に保てるようにこまめに掃除することが大切です。

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レンタルスペース

屋上スペースを個人や他の企業に貸し出すという方法もあります。

用途は

  • 屋外撮影スタジオ
  • 運動スペース
  • ビアガーデン
  • BBQスペース
  • 貸し農園
  • ドローンの拠点

など、様々です。

レンタルスペースとして活用するメリットは収入源が増えること。

また、社外の人との交流が増えるのも魅力です。

一方で、用途によってはあらかじめ会社側で設備を整える必要があり、初期費用がかかります。

また、建物の構造によってはレンタルの際に外部の人が社内を通ることになり、セキュリティ面のリスクがありますし、従業員の集中が切れることもあるでしょう。

屋上駐車場

屋上を駐車場にすれば駐車スペースに余裕ができます。

また、従業員の駐車スペースを屋上にし、地上の駐車場はトラックの積み下ろしなど、物流作業専用スペースにすれば物流効率が向上します。

屋上駐車場を作るデメリットは車を屋上へ移動させるためのスロープやリフトが必要で、建設コストが上がること。

また、こうした設備をつけることで建物の面積が少なくなってしまうこともあります。

さらに、雪が多い地域ではスロープが凍ってスリップ事故が発生しないように注意する必要があります。

工場・倉庫が屋上を活用するメリット3つ

この章では工場や倉庫が屋上を有効活用するメリットをご紹介します。

①社員の満足度が上がる
②狭い土地でもスペースを活用できる
③国や自治体の補助金が使えることも

社員の満足度が上がる

まず、従業員の満足度が上がるというメリットがあります。

例えば、屋上緑化やテラスを導入すれば、休憩時間にしっかりリフレッシュすることができ、快適に過ごせます。

従業員の会社に対する満足度が上がり、休憩のたびにしっかり気分を入れ替えることができれば、作業効率が上がるので会社にとってもメリットがあります。

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狭い土地でもスペースを活用できる

土地が狭く、建物の面積が限られる場合、屋上を活用すれば使えるスペースが広がります。

特に、都市部や工業団地ではもっと建物の面積を大きくしたいと思っても、新しい土地の確保が難しいことがあります。

また、土地の値段が高い地域では出来るだけ土地の面積を狭くしたいという場合もあるでしょう。

そんなとき、屋上の活用は問題解決の一手になります。

国や自治体の補助金が使えることも

屋上の活用方法によっては国や自治体から補助金が出ることがあります。

例えば、太陽光発電を導入する場合、クリーンなエネルギーを使う設備を導入することから、導入費を補助してもらえることも。

補助金を活用すればコストを抑えて設備を導入できるので必ず確認しましょう。

工場・倉庫が屋上を活用するときの注意点4つ

この章では工場や倉庫が屋上を有効活用しようとするときに知っておくべき注意点をご紹介します。

①屋根の耐荷重を確認する
②導入に費用がかかる
③管理に手間がかかる
④安全対策を徹底する

屋根の耐荷重を確認する

特に注意が必要なのが屋根の耐荷重です。

屋根を活用するとき、何かしら物を載せることになります。

このとき、屋根が耐えられる重さのキャパシティを超えてしまうと、建物の安全性が脅かされてしまいます。

そのため、耐荷重の確認は欠かせません。

「屋上を活用したかったけれどできなかった」という事態を防ぐには、建設の段階で屋上の活用方法を決めておくのが一番です。

導入に費用がかかる

屋上スペースを有効活用するには追加で費用がかかります。

例えば、屋上をレンタルスペースにして、野外の運動スペースの用途で使う場合、地面を整備したり、コートを作ったりと、準備すべきことがたくさんあります。

そこで、こうした導入費用を回収できる見込みがあるか、費用に見合うメリットがあるかを事前によく検討する必要があります。

また、先ほども触れたように、場合によっては補助金を使うことで費用を節約できることもあります。

管理に手間がかかる

導入時だけでなく、運用中のことについてもよく考える必要があります。

屋上は外に晒されている場所。

そのため、汚れやすく、物は傷みやすいので掃除やメンテナンスが欠かせません。

例えば、屋上看板は定期的に固定が緩んでいないか、看板が劣化していないかをチェックしなくてはいけません。

これを怠れば看板が落下して事故が発生することも考えられます。

企業が屋上を活用するとき、同時にこのような責任も背負うことになります。

安全対策を徹底する

屋上からの転落事故が起きないよう、高い柵を周りに設置するなど、安全対策を行いましょう。

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まとめ

工場や倉庫の屋上は平らになっていることが多く、有効活用しやすい形になっています。

活用方法は様々なで、新たな収入源ができたり、近隣の方との交流が増えたりと、メリットもいろいろあります。

ただし、常に外に晒されていて、且つ、高いところにあるため、安全対策が欠かせません。

みんなの安全を守りながら有効活用できる方法を探しましょう。

丸ヨ建設は、強い工場・倉庫を建設することで日本へ貢献できると考えています。
そのために、工場・倉庫に関する情報を発信し、少しでも知識を得てもらい、後悔がない工場・倉庫建築に役立てていただければ情報を発信しています。

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