工場・倉庫作業を楽にするパワーアシストスーツについて徹底解説

工場・倉庫作業を楽にするパワーアシストスーツについて徹底解説

工場や倉庫の現場では荷物を運んだり、積み込んだり、降ろしたりと重労働が多いですよね。

そのため、工場や倉庫の仕事には「きつい」というイメージを持つ人が多く、実際に働いている人は腰や肩への負担を感じています。

そんな悩みを解決するアイテムがあります。

それはパワーアシストスーツです。

これはモーターや人工筋肉によって人の動きをサポートしてくれるもので、重量物をより軽い力で持ち上げられるようになります。

パワーアシストスーツを導入すれば工場や倉庫での作業を楽にし、働きやすい環境を作ることができます。

ただし、パワーアシストスーツには様々な種類があるので、それぞれの現場に合ったものを選ぶことが重要です。

そこで今回はパワーアシストスーツの特徴、メリット、種類、選び方など基本的なことを徹底解説していきます。

良い労働環境を作りたい、新しい技術を知りたいという方は必見ですよ。

工場や倉庫で導入が進んでいるパワーアシストスーツとは

ゴムでできている人工筋肉やモーターを搭載したウェアで、重いものを持つときの体の負担を軽減します。

パワードスーツやマッスルスーツと呼ばれることもあります。

色々な部品が付いているので、一見使うのが難しそうに思えるかもしれませんが、リュックサックのように簡単に装着できますし、使い方は簡単です。

工場や倉庫だけでなく、人を持ち上げる介護現場、米袋やかごを運ぶ農業の現場、大きくて重い資材を運ぶ建設業などでもパワーアシストスーツは導入されています。

工場・倉庫がパワーアシストスーツを導入するメリット6つ

パワーアシストスーツはただ作業を楽にするだけではなく、あらゆる面で工場や倉庫にメリットをもたらします。

そこで、ぜひ知って欲しいパワーアシストスーツを導入するメリットをまとめました。

重量物を楽に持ち上げられる

パワーアシストスーツのメリットといえばやはり重いものを楽に持ち上げられるようになることでしょう。

工場や倉庫には重量物がたくさんあり、それらを人間の手によって移動させることが非常に多いです。

いくら力のある人でも、とても大変な作業で、大きな疲労感があります。

パワーアシストスーツを導入すればこうした作業が楽になり、作業員の負担を減らせます。

中腰での作業を楽にする

中腰が続く姿勢は腰に負担がかかり、元の体勢に戻るときには痛みを感じる人もいるでしょう。

パワーアシストスーツは重いものを持つときだけでなく、中腰で作業をするときの身体への負担を軽減するものもあります。

そのため、屈んで作業をする場面が多い現場にもおすすめです。

労災対策になる

重いものを運ぶときには危険が伴います。

例えば、持っていた荷物を足の上に落とすことで怪我をしたり、高いところで持っていた荷物を落として下に居る人に当たったりすることが考えられます。

パワーアシストスーツで荷物がしっかり持てるようになればこうした事故が発生する確率を減らすことができます。

また、アシストすることで腰や腕を痛めることも予防してくれます。

作業時間を短縮できる

重量物は持ち上げるのに時間がかかりますし、運ぶときには慎重になるため動きがゆっくりになります。

パワーアシストスーツを着用すれば軽く荷物を持てるようになるので、一連の動作が早くなり、作業時間の短縮になります。

1回の動作だけ見るとわずかな時間しか短くなっていませんが、何度も行われる動作だからこそ、積もり積もれば大幅な時間削減になります。

女性や高齢者ができる作業の幅が広がる

工場や倉庫ではきつい作業を力がある男性が担い、女性や高齢者は力がなくてもできる作業をすることが多いのではないでしょうか。

パワーアシストスーツが社内にあれば、女性や高齢者でも重いものが持てるようになるため、人材の活用に繋がります。

例えば、女性が2人で運んでいたものを1人1つ持てるようになれば、作業の効率化もできます。

また、ベテランの社員に長く現場で働いてもらうきっかけにもなるでしょう。

工場・倉庫での仕事に対するイメージ改善

工場や倉庫での仕事は大変というイメージが世の中に浸透しており、避けたがる人は少なくありません。

日本はこれから人口が減っていくことが予測されていて、労働人口も減るからこそ、業界にとってはこうした状況は死活問題です。

パワーアシストスーツはこのような問題の解決策の1つになります。

パワーアシストスーツを導入し、従業員の身体への負担を軽くしていることをアピールすれば好印象ですし、採用でも有利になるかもしれません。

パワーアシストスーツ2つの種類

パワーアシストスーツには大きく分けて2つの種類があり、それぞれ特徴が異なります。

現場によってどのスーツを選ぶべきかは異なるので、ぜひ2つの違いを知っておきましょう。

電力系

まず1つ目はモーターの力によって作業をアシストするものです。

ウェアにバッテリーが付いているため、重いのが特徴です。

価格は高く、50万円以上するものも多いです。

バッテリーの充電を気にしながら作業しなくてはいけないのは難点ですが、モーターで動くのでアシスト力が高い点は大きな魅力です。

非電力系

ゴムでできた人工筋肉が体の動きをサポートします。

種類によっては10万円台で購入できるものもあり、電力系のパワーアシストスーツに比べるとかなり安いです。

また、バッテリーがないため、充電を気にする必要がなく、さらには軽いという特徴もあります。

ただし、人工筋肉に手動で空気を入れなくてはいけないため、電力系のものよりも使用するのに手間がかかります。

工場や倉庫がパワーアシストスーツを選ぶときに見るべきポイント6つ

電力系、非電力系以外にも商品によって細かい違いがあります。

そこで、パワーアシストスーツを購入するときに確認すべき細かい点についてもご紹介しましょう。

アシスト力

パワーアシストスーツを買うときに重要視すべきなのがアシスト力です。

機能性が良いものほど作業員の負担を軽減してくれます。

アシスト力はkg 、kgF、Nmという形で表されることが多いので、数値を比べて性能の良し悪しを判断しましょう。

機能

機能も欠かせないポイントです。

持ち上げるときに腰を支えてくれるだけでなく、腕の動きもサポートしたり、中腰での作業の負担を軽減してくれたりと、細かい機能は商品によって異なります。

そこで、まずはどんな動きのサポートがあると便利なのかを明確にし、それに合ったものを選びましょう。

重さ

パワーアシストスーツは作業中ずっと身に付けるものだからこそ、重さも大切です。

中には7kg以上の重さのものもあります。

一般的に、バッテリーが付いている電力系のパワーアシストスーツは重くなりやすいです。

ただし、その分アシスト力が強いというメリットはあります。

稼働時間

バッテリーが付いたパワーアシストスーツは稼働時間も考慮に入れる必要があります。

バッテリーが保つ時間より作業時間の方が長ければ作業の途中でアシスト力がなくなり、自分の力で作業しなくてはいけなくなります。

ちなみに、人工筋肉を使った非電力系のパワーアシストスーツの場合はバッテリーがないので、稼働時間を気にする必要がありません。

価格

パワーアシストスーツの値段は10万円から100万円以上と非常に大きな幅があります。

もちろん、値段が高くなればなるほど性能やアシスト力は高くなる傾向にあります。

予算と相談しつつ、理想に合うものを選びましょう。

使用環境

冷蔵・冷凍倉庫で作業をしたり、暑い中作業をしたりと、工場や倉庫は現場によって気温が大きく違いますよね。

そこで、パワーアシストスーツが作業環境に適しているのかも忘れずに確認しておきましょう。

工場・倉庫にパワーアシストスーツを導入する方法3つ

パワーアシストスーツを工場や倉庫に導入するには主に3つの方法があります。

それぞれメリット・デメリットがあるので、ぜひ知っておきましょう。

購入

まず1つ目は普通に購入する方法です。

メーカーに問い合わせても良いですし、パワーアシストスーツを扱っている電気量販店に行って、実際に見たり試着したりしても良いでしょう。

レンタル

購入するのではなく、レンタルするという方法もあります。

購入とは違い、一度に大きな支出をする必要がなく、月々わずかな料金を払うことでパワーアシストスーツを利用できます。

レンタルなら少しの期間だけ試すこともできますし、繁忙期で忙しい時だけ導入することもできます。

月額を設定しているところもあれば、日割りで計算するところもあるので、状況に合わせて使い分けましょう。

リース

リースとは指定の商品をリース会社に購入してもらい、月々利用料を払いながら社内で利用する仕組みです。

リースの詳しい仕組みについてはぜひこちらをご覧ください。

工場の機械をリースで使うメリット・デメリット|購入とどちらが良いのか

まとめ

パワーアシストスーツはバッテリーや人工筋肉がついているウェアで、重いものを持つときの負担を軽減してくれます。

パワードスーツやマッスルスーツと呼ばれることもあります。

重量物を扱う工場や倉庫では非常に役に立ちます。

ただし、高いものでは100万円以上と決して安くない値段なので、慎重に導入を検討しましょう。

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